スタート・ミー・アップ 東京ドームにローリングストーンズ観に行ってきたよ! | ジャズについて話そうか

スタート・ミー・アップ 東京ドームにローリングストーンズ観に行ってきたよ!

うわー、ちょーカッキー!





昨日東京ドームにローリングストーンズ観に行ってきたよ!

ものすごい人だったけど、

みんな楽しそうだったのさ!





それにしても、70歳を超えているバンドとは思えないほど

ちょーアクティブ。



ミックなんか、ドームのステージのはじからはじまで

走ってました。全力で。



これはすごいぞ。



実はこれまであんまり真面目にストーンズ聴いていなかったけど

今回初めて彼らのライブに接して思った事が3つある。



1、全員が若くてスマートなアスリートである

2、下手だからこそ飽きない

3、偉大なるワンパターンである




まず、1、全員が若くてスマートなアスリートであるってことなんだけど

これは今回一番に思ったよ。



ミックのスマートな鍛え抜かれた身体とパフォーマンスを目の当たりにして

ショックを受けたよ。

71歳だったよね、確か。

すごい、すごすぎる。



それに、キースやチャーリー、ロンの主要メンバーは

全員スリム。

ロックは太っちゃいけないよね。

ストーンズ、偉いです!



次に2、下手だからこそ飽きないなんだけど、

彼らは、今でこそ落ち着いていますが

当初はちょっと演奏に問題があったよね。



言ってしまえば、へたうま?!

もしくは、へたへた。



チャーリーなんか右手と左手がうまく扱えないし、

キースは、必要以上に音が少ないし

ミックは、ロック界で唯一と言って良い位

低音しかでないヴォーカリストだし(笑)



日本だったら、間違いなくスタジオミュージシャンが

録音で入れ替わるパターン。



でも、彼らは強かった。

それで押し通し続けて52年。

ついに、匠の境地に至ったよ。



そして、3、偉大なるワンパターンであるってことなんだけど、

これはある意味一番難しい。



今回ライブに接してみて思ったのは、

彼らがアレンジをほとんど変えていないって事。



これ考えてみれば凄い事。



ふつー売れてから1,2年経つと

自分自身が飽きてしまい、

多くの場合よせば良いのに

アレンジを変えて歌ったりするんだよね。



今回は、ボサノヴァバージョンでとか

ラテンタッチでとか、ディスコビートでなんて…



これファンにとっては失望以外の何物でもないんだよね。

好きになった曲は好きになったアレンジで聴きたいのさ。

何と言われても。



そこら辺を、ミックとキースは滅茶心得ている。

歌い方やリフなどほとんど変えていないのさ。

彼らが50年以上ファンから望まれているのが

分かるよね。



あー見えて、彼らは侮れないほどクレヴァーですな。

音楽シーンで好まれるすべを知っている。

素晴らしい!



そこいくと、これなんか、ちょっとどうなのって

感じだね。





ティム・リース「ストーンズ・ワールド」



サックス奏者ティム・リースの

ストーンズカヴァー第2弾。



1作目はこの間書いたけど

結構良かったのさ。



多分評判が良かったので第2弾なんだけど、

色々やり過ぎて、聴いている方はややつらいアルバムになっている。

世界各国に行きすぎなのさ。



やり過ぎちゃだめだよ、ティム。

ミックやキース、ロン、チャリー達を見習って。



ぼくも、彼らには相当見習うところが多かったよ。

ああいう風になりたいね、70歳になったら。本当に。