こんにちは。毎日沢山やる事が山積みの石原兼夫です。 今日も記事のアップが遅くなりました。
私には義理の息子がおります。 昼間は暑かった昨日、扇子で仰ぎながら、義理の息子と会話をしていました。
息子「この部屋は風が気持ちよく通りますね。そういえば、風は常に変わらず、どこにでも行き渡りますが、お義父さんは何故扇子で仰いでいるのですか。」
私「・・・・・なぜだろうね。しかし、今日は暑いね。」
息子「お義父さん、そろそろ荷物整理したり、エンディングノートを書いてくださいね。終活って中々踏ん切りつけないと、出来ないみたいですよ。」
私「・・・・・そうか。踏ん切りつけるってことが、理解できないけど、他の言い方だとどういうことかな?」
息子「えいやー!っと、思い切る、という言い方もありますね。」
私「・・・・・なるほど。朝方になかなか寝付けなくて、4時半だしもう起きちゃえ!えいやー!ってことかな?」
息子「ちょっと違うかもしれません。あと10年生きるとして、この荷物は何回使うだろうか、ひょっとして使わないかも。。それなら、処分してしまおう!とか。」
私「・・・・・あー、1年以上使ってないから、もう使うことはないな。ということかな。」
息子「うーん、、そうですね。使わないものを持ってても仕方ないので。。。」
私「・・・・・・・・」
息子との会話は面白いものです。時に黙り、考えを巡らせています。
私「さっきの話しの続きをするとね、君は、風が常に変わらないという事は理解できてるんだね。さて、それがどこにでも行き渡らないところはない、という言葉の本当の意味は理解できてないようだ。」
息子「ん?それはどういうことですか?」
私「・・・・・・・・・・」
私は黙っていました。
もちろん、暑いからずっと扇子を仰いでいると、息子はそっと立ち上がって、私に深々とお辞儀をして帰っていきました。
以前の私は一人で仕事をしていた為、ほとんどお客様とお仕事の話ししかしませんでした。
しかし、その時はたくさん自分と対話をしたり、数多くの本を読み、作者と心の中で対話をしました。
人にはそれぞれ事情がある、そのことをよく理解しています。 もちろん、あなたにも私にも事情があります。 近しい間でも、土足で踏み込んではいけない時はあります。
興味本位や好奇心で聞きすぎるのも関係性を悪化させる事があります。
何でもかんでも自分勝手に、思い通りに相手を巻き込むのではなく、 時には、他の人との関係で、「今、この瞬間、自分がどうしたら一番良いのか?」を考えると良いです。
べらべらとしゃべり倒し、自分の興味や好奇心だけで、質問し倒すことがあってはなりません。
黙る。じっくりと耳を傾ける。それが大切な時は意外と多いです。
イギリスの思想家、トーマス・カーライルの言葉に、
「沈黙は金、雄弁は銀」 とあります。
よどみなくべらべらと話せることも大事だが、黙るべき時を知ることはもっと大事だということです。
かしこ。
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