2000年7月、夏が近づき、ガイの犬小屋の横には扇風機と蚊取り線香を常備。そして日差しを避けるため、日よけ用テントを購入して小屋を覆い隠すようにアンカー留め。日中の暑さに耐えながら、ガイはゼイゼイと息を荒立てながらも、素直に私の言うことに従っていたのでした。ただし、私が会社へ出かけてしまった後は…。

 そうなんです。妻が私のいない昼間、ちょくちょく家の中に入れていたのです。

 また台風が近づき暴風雨となったときも、仕方なくガイを玄関先に入れるまでは許可しましたが、上がり框から中へ入らないようダンボールの囲いをしたとき、妻は「そこまでしなくても…」なんて言われましたが、私は頑として上げませんでした。
 
 8月に入り、夕方雷が鳴り今にも雨が降りそうな日に早めに帰宅すると、ちゃかり家の中で丸くなっているのを発見。ガイが異常に雷を怖がることを知っていたので、まぁしょうがないかと許してしまうと、もうそれが既成事実となり、あとはズルズルと室内に居る時間が長くなって行きました。

 今思えば、美容室の先生の自宅での1週間、ずっと快適な部屋の中での生活を既にしていました。少しでもそんな快適さを経験すれば、真夏に向かう頃、当然の如く室内飼いとなってしまうのでしょうね。妻の策略にまんまとハマッてしまいました。

 ということで、ガイのために建てた犬小屋はその後、庭の作業道具入れとなりました。(つづく)


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<後ろはガイの小屋>

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