親父との別れ、そして迷い犬の「トム」との別れと、たて続けに悲しみごとが起こったときに妻から聞いた「ガイ」をレスキューする話し。

 本当は気持ちがとても落ち込んでいて、それどころではないという思いもありましたが、「ガイ」がシェパードだと聞いて、とても不思議な縁を感じ、「ガイ」を美容室の先生宅に見にいきました。

 先生宅にお邪魔したとき、目に入ってきたのはちょっと太めの室内犬、ドーベルマンの「ガーディ」ちゃん。そして、その後ろから、ゆっくり顔を出したのが「ガイ」でした。

 当時「ガイ」は1歳半、体重は35キロで、実物の「ガイ」を見たとき「デカイ!!うちではちょっと無理かなぁ」とも思いました。また「ガイ」のことは、工務店の資材置き場で檻に入れられて飼われていたこと程度しか知りませんでしたが、過去に色んな犬種を飼った経験がある美容室の先生のだんなさんから、「ガイみたいな性格の良い犬は滅多にいないよ」と言われていたので、うちに迎える決意を固めました。

 ともあれ、妻は「ガイ」に慣れるため、3日間先生宅に通いました。

 そして早速、受入れ準備。叔父に頼んで(製材工場で)図面どおりの寸法に板材や角材をカットしてもらい、土・日の2日間をかけて2m3ほどの大きな犬小屋を完成させました。

 実は、私と妻との話し合いの中で問題となったことが、屋外で飼うか、それとも室内か。私の絶対条件として、屋外を主張。当時家を新築してから8年経過していましたが、室内で犬を飼うような間取りや傷つきにくい床材仕様でもなく、正直言って、当時は犬、特にシェパードは屋外で飼うのが常識であると考えていました。

 ということで、ついに我が家に「ガイ」がやってきました。(つづく)


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