今日は日本選手権・長距離種目をテレビ観戦。
女子5000メートルは素晴らしいレースだった。
日本に互角で戦える2人の女性選手がいて、ハイレベルでもつれ合う大接戦には目が離せなかった。田中希実が廣中璃梨佳を制して優勝したが、私はどちらが勝っても涙が流れてくるような感動を覚えただろう。
女子10000メートルは、新谷仁美が圧巻の優勝。
スタート前に彼女が目に涙を浮かべている表情を見て驚いた。
このレースにかける思いは並々ならぬものであったに違いない。
研ぎ澄まされた緊張感があったからこそ日本記録が誕生したように思う。
3番手を1周抜き去る走力は驚異的で、現在、彼女を打つ負かす日本選手は誰もいないだろう。
男子10000メートルは相澤晃が日本新記録で優勝。
このレースも見応えがあって実に素晴らしかった。
マラソン日本記録保持者の大迫傑は6位と残念な結果だったが、負けるということはプレッシャーから逃れる意味で良かったのではないか。勝ち続けるということは周りの期待が大きく膨らみ、その重圧に押しつぶされることもあると思うので、オリンピックでは果敢に戦って欲しい。
注目していた中村高洋くんはB組10000mに出場。
後ろから2番手で走っていたが、途中13番手まで上がってきたように思うけど、テレビが先頭ばかりを映すので、結果はわからなかった。
投稿:2020年12月4日

