今日のお昼に「西城秀樹死去」の報道が飛び込んできたときには「うっそー」と思ってしまった。
「西城秀樹」は私が中学、高校時代の国民的アイドルで、日本中が大フィーバー。テレビにラジオに雑誌に「西城秀樹」を目にしない日はなかった。女の子はキャーキャー騒ぐし、「西城秀樹」の下敷きを私に見せて自慢していた。日本人なら誰でも「西城秀樹」を知っていたし、「西城秀樹」を知らない人は誰もいなかった。
高校時代に数学の先生がクラスの中で私だけを名前で呼ぶ。「次は秀樹!」と。「恥ずかしからやめてくれ!」と願っていたけど、そんなことはお構いなしだった。そんな先生はきっと「西城秀樹」が好きだったに違いない。
私は、成人してから「あなたのお名前は?」は尋ねられると、決まって「西城秀樹」の「秀樹」と答えるようにしてきた。誰にでもすぐにわかってくれる、とても手っ取り早い説明方法だった。実は私の名前の由来は戦後初めて日本人でノーベル賞を受賞された「湯川秀樹」の「秀樹」。両親がノーベル賞がもらえる人になって欲しいと名付けたようである。
しかしそんな偉大な「湯川秀樹」の「秀樹」をアイドル歌手「西城秀樹」が見事に吹き飛ばし、世の中は「西城秀樹」の「秀樹」をもてはやすようになった。
情熱的な歌いっぷりと激しいアクションが恰好良かった西城秀樹の輝きは永遠で不滅とさえ思われた。しかし、その巨 星がとうとう逝ってしまった。
昭和歌謡界の大スター、西城秀樹さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。