ALWAYS 3丁目の夕日の時代に育ったので、テレビは一家の大切な団欒のツールでした。
あの頃のテレビ番組は皆頑張っていたと思います。
お気に入りの番組はシャボン玉ホリデー。今、思うとかなり大人のギャグ、ジョーク、そして音楽が溢れていました。
何しろ、エンディングテーマがスターダストなんだから(笑)
年末の紅白や新年のスターかくし芸大会、も楽しみにしていました。
かくし芸はかくし芸ではなくなって、内輪受けの新年会のようになって行き、今は、なくなってしまいましたね。
プロがプロとしてアマチュアとは明らかに違うステージを見せてくれるから素晴らしいのであって、未熟な歌手の歌なんか聴きたくないのです。
今の日本は少し上手ければ褒められてしまう。
ライブやっている人たちに言います。お友達や仲間たちに『上手』って言われたら、褒め言葉と思うのはやめましょう。
メジャー歌手になろうとしているのに『上手』は褒め言葉ではないでしょう?
歌を歌うだけじゃなくて、もっと伝えられる事があるでしょう?
それでも昭和の時代はまだ洋楽も沢山入って来て、コンサートに行かなくても沢山テレビで観られました。
番組もアメリカの番組が沢山放送されていて、親に怒られながらもテレビにしがみついて観ていました。
音楽のあるドラマが特に好きで『ザ モンキーズ』(俺たちモンキーズだったかな?)
や、『パートリッジファミリー』は欠かさず観てました。
そして、『ディスイズ トム ジョーンズ』(カタカナ、w)や『エンゲルベルト フンパーティング ショー』も確か土曜日の夜に放送していて、楽しみの一つでした。
今はあまりにも情報が入らず、映画館の洋画まで吹き替える時代。
たしかに、ハリウッド映画はすっかり面白くなくなってます。
世界的にエンタメの質が落ちてるのは確かです。
それでも、脚本は面白くなくても『グレイティストショーマン』は圧巻なパフォーマンスを魅せてくれたし、ジェームス コーディンのカープールカラオケとかクロスウォークミュージカルは、楽しくて笑っちゃうけどプロならではのエンタメを魅せてくれます。
歌手、ダンサー、俳優は、もっと勉強しましょう。
最高のものを観て悔しがりましょう。
落ち込みましょう。
自分はまだまだ、って思わなくてはね!!
覆面被っても歌で圧倒する韓国のアイドルたちの歌をちゃんと聴いて、こんなにも大きく水をあけられてるって事実を受け止める事をしないと…。
ただ、韓国は国がお金をかけてアーティストを育てているのでそれは大きく違いますね。
でも、だからこそ自分の力でレッスンしないと!
頑張ってバイトしてレッスンにいらっしゃい(笑)