日本語縛りのライブをやると自分で宣言してしまったので、今まで聞かなかったジャンルにも手を伸ばしてます。
歌詞の大切さを噛み締めています。
今、感じるのは悲しい事に日本の音楽でヒットしているものは幼かったりファッション性の高いものだったり奇抜なものだったりで、「心に染みる」曲が少なくなっているという事。
年齢のせいもあるかもしれないけど、昔の曲の方がはるかに大人な歌詞でメロディラインも美しかった・・・気がします。
今の曲は・・・。
まだ出会っていないだけかもしれないけど、中々、私が聴き続けたいと思う曲がないのです。
むしろ、日本語の歌詞を歌っているK-popの方が「心に染みる」曲があって・・・、その流れで歌詞が分からなくても韓国語の曲を聴いています。
お風呂の中での楽しみがそれになっているのが自分でも不思議。
言葉が分からないので、歌詞の内容が理解出来なくてもそれを越えて「心に染みる」のです。
それが音楽なのだと思います。
歌手が好きになるかどうかは私のセオリーがあって、上手なら良いというわけではないのです。
私が歌にグっと来るのは、まず「自然な声」
歌だからと作った声は苦手なのです。
喋るのと同じ場所での発声する声は高くないのです。
むしろ、キーが高い曲でも低く感じる声になります。
これは、今の音楽関係者はあまり好きではないらしく、高い声はキーンと「上に抜ける」ように歌ってほしいらしいです。
これは、喉に良くない歌唱法なのに・・・。
とにかく、歌詞の表現が素敵というのは「高い声が出る」とか「ロングトーン」がすごいとは別の話しです。
カッコ良く歌おうと思ってる歌手は、本当にカッコ悪くて気持ち悪いです
でも、感情表現が出来ない歌手もカッコ悪いです。
大きく表現する必要などない。
伝わればいいのです。
歌手の人は、良い声を出そうとしないからこそ出て来る良い声がある事、研究して下さいね。
発声からアプローチしても表現からアプローチしても正しい方法ならばたどり着ける所があります。
ファッション性だけではなく、「染みる」歌を聞きたいです。
沢山、お薦めしたい曲はありますが、最近、はまった韓国ドラマの挿入歌を1曲載せますね。
この歌詞の内容がまた切ないのよ。この動画は英語字幕がついているので、だいたいわかりますね。
俺を愛さないでくれ、って歌ってるの・・・