第1回

大石裕先生インタビュー


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出典:WeHeartIt




「ジャーナリズムは甦るか」 の

大石裕先生池上彰さん

対論の本の中で

興味深った点につい

質問しました。




--大石先生が理論調査の客観性の中で

「日本社会の言葉の問題も含めて何となく「やや」とか「ちょっと」とか

「少し」をわれわれはすぐつけたがりますね。そうすると安心してそこに回答が落ちやすくなる」と述べていて

これわかるな、私もこのような

言葉の使い方をしているな、と思いました。この言葉の使い方は日本人特有ですか?





大石先生:そうですよね。あまり断言しない。


日本人は、こうした言葉を入れることで、安心するのかな


自分の意見を述べる時も強い表現で言うと、その言い方で発言の内容に対しても反発を買ってしまう。

だから、「非常におかしい」と思っても「ちょっとおかしい」とう言い方をしたりする。それが割と一般的ですよね




世論調査の中でも「賛成」と「やや賛成」とあったら「やや賛成」の方に丸を付けたがる。

反対よりも「やや反対」に。

そう考えると、「やや賛成」と「やや反対」の間は、実はあまり大きな違いがないのではないかと。


だから、「賛成」「やや賛成」の距離よりも、「やや賛成」と「やや反対」の方が近くなる場合も結構あるのではないかと思っています


そうすると「賛成」と「やや賛成」をまとめて「賛成」意見だとすると、その結果は日本の世論を適切に反映していないことになるわけです





--アメリカやヨーロッパでの聞き方は   「Yes」か「Noなんですか?




大石先生:「almost」という言い方もしますけど、日本の世論調査とはだいぶ違うと思いますよ。


先ほども言ったように、日本の場合、メッセージ明確にりすぎてしまうことに対する遠慮というのか恐れがあるのかなという感じがします。それが、世論調査に表れていると思います。