こんばんは あどです

タイトルは 「はんなま」ではありません 笑

 

今日、障害年金の申請をしてきました

社労士さんと何度も話し合って

大学病院(皮膚科、整形外科、形成外科、消化器内科)から精神科に至るまで

沢山のお医者さんと話をして

書類をまとめ上げるのに3か月くらいかかりました

 

僕の難病は日本でも100人も居ないので

相談する場所も、共有できる仲間もいないのですが

 

難病をサポートするNPO法人を通して

親身になって相談に乗ってくれる社労士さんと

巡り合う事ができました

 

書き上げた書類に目を通すと

自分の事ながら、涙が止まりませんでした

 

小学校高学年の頃から、貧血が始まり

中学校に入り、腸を切除し

高校生の頃には顔面と頭部の皮膚形成手術

 

苦しさを紛らわすようアルコールに走り

10代の後半にはもう、依存症になっていた

 

社会に出てもうまく馴染めず

難病と向き合えず、アルコールに逃げ

精神は壊れ、やっと続くようになった会社も

ふとした体調不良が引き金で、結局は辞めてしまったり

 

そうして向き合うようになった

「お酒をまずやめよう」という考え

30代前半の出来事

精神の薬などに頼りながら

自助グループや、SNSを通し

 

断酒が続くようになり

一度は失敗するものの

ネット上の顔も知らない人に助けられ

時には中傷されそれでも、助けられ

自分も強い気持ちを持って

 

生きて、生きて

 

愛する人に出会い

今やっと幸せを掴みかけている

 

 

「壮絶だった」

「普通の人では味わえない人生だった」

 

僕だけではない、世の中に生きる人すべてが

様々な痛みを持っている

 

それでも、やっぱり

イレギュラーである事には変わりない

 

僕の失った時間は返ってこない

ガラスのコップが砕け散ったような心をくっつけて

水を入れられるようにはしてみても

ヒビが消えることは無い

二度と

 

 

それでも生きている

まだ、生きていこうと思う

 

今やっと、スタートラインに立てた

難病と、シラフの自分で向き合っている

でもまだ怖さがある

アルコールの盾はもうない

僕が、僕と決着をつける時

 

 

 

 

難病支援のNPOの方々や

社労士さん、ありがとうございました

 

僕がいつか、ちゃんと病気の事を話せるようになったら

半生を綴った本でも書きたいと思う

 

 

 

 

はんなまじゃないよ 笑