依存先は変わって行く

もぐらたたきのように
ひとつの依存をつぶすと
もうひとつの依存が顔を出す
 
お酒をやめてから
買い物、食べ物、トレーニング等
依存は転化して
 
最近は落ち着いてきた
 
それでも、止められない
ものがある
 
愛というのは
本質的な快楽だ
 
未だに
夜になると不安になって
探している
 
ある夜に
傍で眠ってくれた人が居た
 
僕は夜に
何度も目を覚ます
 
その度に
不安になって
名前を呼ぶ
 
彼女の声が
「大丈夫だよ」って
暖かく包んでくれた
 
一晩中ずっと
 
だから
安心して
眠りについた
 
何度も何度も
 
不安になって起きては
柔らかな声に包まれて
子供のように眠る
 
夢と現実が混ざりあった状態で
ひとつだけ はっきりと感じた事
 
「ああ、これが愛なんだ」
 
 
ひとときの安らぎだった
 
 
朝、目が覚めると
彼女は居なかった
 
 
 
 
きっと死ぬまで
この孤独は埋まることはないのだろう