図書館の貸出数ランク上位にあったので、久々に真保作品を読んだ。
予約して1ヶ月近く待ったけどね。

これまで、結構、真保作品は読んできたけどね。

この「天使の報酬」は愚作中の愚作だと思ったねぇ。
国際テロ、国際テロと思わせてたけど、途中で、何かおかしいなぁ、と気付くよ、普通。
そして最後のオチは、おへそが茶を沸かすレベル・・・
小説だから何でもありかも知れないが、これの結末は、ちぇ、だよね。

それから、ITなんたら室に商社上がりで入った恋人の復讐目的の女性。
Ⅲ種試験は、年齢的に受験は無理じゃないのか?

小説だから当然虚構はあるだろうけど、現実社会にある決まり事まで変えちゃいかんと思うよ。

「奇跡の人」「ホワイトアウト」は面白かったけどね、これら作品を10点とすると、この「天使の報酬」は1点ないね。

ある程度期待していただけに、逆に、久々、読んで時間を損したと思った本だったよ。