クリントン・小沢会談見送りか、いったん断り再調整困難
（2009年2月13日22時21分 読売新聞）
１６日に来日するクリントン米国務長官と民主党の小沢代表との会談は１３日、見送られる公算が大きくなった。
米側は当初、１７日の特定の時間を打診してきたが、小沢氏は衆院選のてこ入れの目的で地方に出張する予定を入れていたため、民主党側が断った。民主党は変更を求めているが、外務省首脳が１３日、「会談はないのではないか」と述べるなど、再調整は困難な見通しとなっている。
鳩山幹事長は１３日の記者会見で、「小沢代表も会談したいという意思はある。短時間であっても実現させたい」と語った。
執行部に距離を置く議員からは「日程が合わないというのは口実ではないか」という指摘が出ている。小沢氏にはもともと、「米国と距離がある」という見方が少なくないからだ。
小沢氏は２００６年４月に代表に就任して以来、米政府の要人とほとんど会っていない。０７年８月には、米国のシーファー駐日大使から、海上自衛隊による洋上給油活動の継続に理解を求められたが、反対を貫いた。この際、小沢氏はシーファー氏を長時間待たせ、「外交上、非礼だ」（政府筋）という批判も呼んだ。
また、小沢氏周辺には、民主党の米海兵隊普天間飛行場の移設合意の見直しや日米地位協定の改定などの政策が、会談で批判されることへの懸念もある。「譲歩すれば党内の反発を招き、政策をごり押しすれば与党に『政権担当能力がない』などとけん伝される」というわけだ。
会談見送りの公算が大きくなっていることに、党内では「選挙対策より、米国と意見交換する方が重要だ」という不満が出ている。
↑
好むと好まざるとに関わらず、今の日本はアメリカとうまくやっていく必要がある。
上手くやるというのは、面従腹背というか、アメリカを利用する狡知も必要だということ（これは、自民党にもないけどね）。
景気・内政ガタガタで、次期選挙では民主党優勢という国内状況は変わらないだろうが、本当に民主党で大丈夫かという懸念を持っている日本人は意外と多いのではないだろうか。
こんな社会情勢だから、今は陰に隠れてはいるけど、国家安全保障というのは国家の存立、国民の命（精神的な命という意味も当然含まれる）への責任の根幹。
そういう大事な問題について、民主党は単なるアメリカ嫌いの姿勢だけ。
民主党が政権とったとしても、駐日米大使への無礼をアメリカは決して忘れていないと思う。
民主党に日本の舵取りをやらせてみるのはいいが、小沢だけは止めた方がいい。
小沢だと日本が消える可能性もゼロじゃない危惧がある、バカ丸出しだけど、日本の存在という観点からだけで言えば、麻生の方が小沢よりもはるかに有能な政治家だろう。
民主党の若手は、単なる集票マシンにすぎない小沢から一刻も早く脱却して、日本のためになる政党を目指すべきだね。そのときが、本当の２大政党制になるだろう。
（2009年2月13日22時21分 読売新聞）
１６日に来日するクリントン米国務長官と民主党の小沢代表との会談は１３日、見送られる公算が大きくなった。
米側は当初、１７日の特定の時間を打診してきたが、小沢氏は衆院選のてこ入れの目的で地方に出張する予定を入れていたため、民主党側が断った。民主党は変更を求めているが、外務省首脳が１３日、「会談はないのではないか」と述べるなど、再調整は困難な見通しとなっている。
鳩山幹事長は１３日の記者会見で、「小沢代表も会談したいという意思はある。短時間であっても実現させたい」と語った。
執行部に距離を置く議員からは「日程が合わないというのは口実ではないか」という指摘が出ている。小沢氏にはもともと、「米国と距離がある」という見方が少なくないからだ。
小沢氏は２００６年４月に代表に就任して以来、米政府の要人とほとんど会っていない。０７年８月には、米国のシーファー駐日大使から、海上自衛隊による洋上給油活動の継続に理解を求められたが、反対を貫いた。この際、小沢氏はシーファー氏を長時間待たせ、「外交上、非礼だ」（政府筋）という批判も呼んだ。
また、小沢氏周辺には、民主党の米海兵隊普天間飛行場の移設合意の見直しや日米地位協定の改定などの政策が、会談で批判されることへの懸念もある。「譲歩すれば党内の反発を招き、政策をごり押しすれば与党に『政権担当能力がない』などとけん伝される」というわけだ。
会談見送りの公算が大きくなっていることに、党内では「選挙対策より、米国と意見交換する方が重要だ」という不満が出ている。
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好むと好まざるとに関わらず、今の日本はアメリカとうまくやっていく必要がある。
上手くやるというのは、面従腹背というか、アメリカを利用する狡知も必要だということ（これは、自民党にもないけどね）。
景気・内政ガタガタで、次期選挙では民主党優勢という国内状況は変わらないだろうが、本当に民主党で大丈夫かという懸念を持っている日本人は意外と多いのではないだろうか。
こんな社会情勢だから、今は陰に隠れてはいるけど、国家安全保障というのは国家の存立、国民の命（精神的な命という意味も当然含まれる）への責任の根幹。
そういう大事な問題について、民主党は単なるアメリカ嫌いの姿勢だけ。
民主党が政権とったとしても、駐日米大使への無礼をアメリカは決して忘れていないと思う。
民主党に日本の舵取りをやらせてみるのはいいが、小沢だけは止めた方がいい。
小沢だと日本が消える可能性もゼロじゃない危惧がある、バカ丸出しだけど、日本の存在という観点からだけで言えば、麻生の方が小沢よりもはるかに有能な政治家だろう。
民主党の若手は、単なる集票マシンにすぎない小沢から一刻も早く脱却して、日本のためになる政党を目指すべきだね。そのときが、本当の２大政党制になるだろう。