「軽症なら4200円徴収します」 群馬大病院が時間外診療に上乗せ
2008.10.29 19:20 産経

 群馬大病院(前橋市)は29日、夜間や休日の正規の診療時間外の救急受診について、軽症患者からは診療費のほかに4200円を12月1日から徴収すると発表した。
 診療時間外は医師が手薄なため、軽症患者の受診を減らし、緊急性のある重症患者の受け入れを強化する狙い。同病院によると、国立大の付属病院では山形大に次いで2例目。
 (1)入院が必要(2)他院から紹介状を持参(3)緊急処置が必要と医師が判断-のいずれかに該当するケースは徴収しない。
 同病院が昨年度に受け入れた時間外受診の救急患者は約7600人だが、約半数は緊急性の低い患者だったという。
 同病院の担当者は「緊急の患者に全力を挙げるためで、やむを得ない判断だ」と理解を求めた。

当然の事と言えるね。

今、問題になっている救急車のコンビニ使用についても、こういう制度を参考にした方がいいね。
所管は消防庁なら、もう、法整備して、使用料金を徴収すべき場合を明文化した方がいいと思うね。

いい大人が、風邪気味とか、腰が痛い程度で救急車呼ぶのはとんでもない話だしね。

ただ、子供の場合はどうかな。
僕が子供のときは、親の他に、祖父祖母、伯父伯母が身近にいた環境で育ってきたけど、今は、そんな環境のところで子育てしている若い母親は少ないだろうしね。
僕には子供はいないけど、核家族だったとして、自分の子供(乳幼児のとき)が熱出して、嫁さんがオロオロしたら、とりあえず救急車呼ぶ可能性は高いと想像するね。
小児科(産科)の問題は、国策の範疇に入るよね。