<イラク活動違憲>「関係ねえ」発言で防衛省に抗議文 原告
毎日新聞(04月19日21時56分)

 航空自衛隊のイラクでの活動の一部を違憲とした名古屋高裁判決を巡り、航空自衛隊トップの田母神(たもがみ)俊雄・航空幕僚長が、お笑いタレントの流行語を引用して「私が心境を代弁すれば『そんなの関係ねえ』という状況だ」と発言したことについて、原告団は19日、防衛省に抗議文を送付した。近く田母神氏に面談を申し入れるという。
 抗議文は「発言は憲法を無視してイラク派兵を強行し続けている政府や防衛省の『本音』を端的に示したものであり、『憲法なんて関係ねえ』と述べたに等しい」と指摘している。
 原告団は、元文部科学相の中山成彬衆院議員が18日、「問題のある裁判長で、変な判決だった。3月末で辞め『最後っぺ』(おなら)を出したようなものだ」などと語った件でも、中山議員に抗議文を送るという。【大場弘行】

困ったもんだね。
まあ、国防のうち空を担うトップが発言するにしては、喩が稚拙であることは間違いないけどね。
この原告団の連中って、何を求めているの?

中山議員の発言は極めて正しいと思うけどね。
最高裁に上がる道を封じておいて、傍論で違憲を述べるなんて、非常にいやらしい、魂胆がみえみえなんだけどねぇ。

戦争はやってはいけないけど、戦争をやらないために武力(軍備)は必要というのは自明だよね。

この原告団をはじめ、憲法9条擁護の人々は、もし、日本が、憲法前文および9条を文言通り尊重して、自衛隊をすべて廃止、在日米軍もお帰りになってもらって、いわゆる丸腰になったら、世界から尊敬され、日本を見習い世界の全ての国が武器を捨てて、地球から紛争(戦争)がなくなり、星の寿命が尽きるまで、人類は平和に暮らしましたとさ、というストーリーを本気で信じているのかな?
もうそうだとしたら、狂気以外のなにものでもないよ。

まあ、こういう連中は、日本が、中国かソ連の属領になればいいと思っているんだろうからねぇ。日本を好きになれない連中は、とっとと国籍離脱して欲しいね。国籍離脱の自由も、大好きな憲法に規定されているんだから。