空自イラク派遣は違憲 原告の控訴は棄却 名古屋高裁
2008.4.17 14:19 産経
このニュースのトピックス:民事訴訟
自衛隊のイラク派遣は武力行使の放棄などを定めた憲法に違反するとして、天木直人元駐レバノン大使や市民ら約1100人が、派遣の差し止めや1人につき1万円の慰謝料を国に求めた訴訟の控訴審判決が17日、名古屋高裁であった。
青山邦夫裁判長(異動のため高田健一裁判長代読)は原告側の控訴を棄却した上で、「航空自衛隊の空輸活動は憲法9条に違反するとみられる」として、空自のイラクでの活動は違憲との判断を示した。
原告側は「自衛隊のイラクでの活動は外国軍の武力行使と一体化し、武力の保持や交戦権の行使を認めない憲法9条に違反した。平和的生存権を侵害された」と精神的苦痛への慰謝料を求めていた。
1審名古屋地裁判決は、派遣差し止めについて「具体的な権利や義務に関する紛争ではなく、訴えは不適法」と却下。慰謝料請求を「市民の具体的権利が侵害されたとは認められない」と棄却した。
↑
ここ五日間で、次の3冊を読んだ。
“凛の国”:前野徹(青春出版)
“気高く、強く、美しくあれ”:櫻井よしこ(小学館)
“日本を愛する者が自覚すべきこと”:八木秀次(PHP)
本当に、たった60余年で、日本は、こんな変な国になってしまったのか、というため息が正直な感想だ。
GHQのわずかな期間の占領政策が、ここまで、日本人をダメにしてしまったのかと思うと、教育というものは恐ろしいと思うね
。
幸い、日本国憲法の成立の経緯、大東亜戦争までのみちのり、八紘一宇の本来の意味、教育勅語の本当の姿、等々、きちんと本当の事を知ろうと思うと、例えば、上に上げたような書物を読めば分かる。
もっと日本人は、ちゃんと自国の歴史を勉強しなくちゃ。
原爆も、東京大空襲も、シベリア抑留も、全て、日本の軍部が独走した自業自得の結果だと思っている日本人は、まだ結構いるだろうね。
僕だって、マッカーサーが、1951年に米上院で”大東亜戦争は、日本自身が安全保障に迫られてのものだった”と発言しているなんて、学生時代に教えられなかったし、どうだろうか、こういう事実を書いた本が、昭和の時代に、手軽に書店で手に入ったのだろうか?まして、僕は、京都だったからな。
憲法前文、第9条は、即刻、日本の長い歴史を反映させた条文に書き改めないと、三島由紀夫が言ったような、最悪の日本になる日は近いかも知れないな。
八木氏は、まだ40代、もっともっと発言をして貰わないとね。
僕は、イラク戦争には、反対だったけど、それはあくまで親アラブの立場(ムスリムではない)と、何回も書いているように、集合名詞としてのアメリカ人の露骨な人種差別思想の発露だと思っているという理由からだけどね。だから、9.11とのリンクが証明されていた、アフガンでの対タリバン戦争には賛成だった。そして、付け加えれば、アメリカがイラク戦争に踏み切った以上、日本はアメリカを支持する必要があった、そこには選択の余地はなかったとも考える。
それにしても、毎日、温かいご飯をのうのうの食ってる連中が、「平和的生存権」を侵されたと言って訴訟を起すって、どういう神経しているのかねぇ。
2008.4.17 14:19 産経
このニュースのトピックス:民事訴訟
自衛隊のイラク派遣は武力行使の放棄などを定めた憲法に違反するとして、天木直人元駐レバノン大使や市民ら約1100人が、派遣の差し止めや1人につき1万円の慰謝料を国に求めた訴訟の控訴審判決が17日、名古屋高裁であった。
青山邦夫裁判長(異動のため高田健一裁判長代読)は原告側の控訴を棄却した上で、「航空自衛隊の空輸活動は憲法9条に違反するとみられる」として、空自のイラクでの活動は違憲との判断を示した。
原告側は「自衛隊のイラクでの活動は外国軍の武力行使と一体化し、武力の保持や交戦権の行使を認めない憲法9条に違反した。平和的生存権を侵害された」と精神的苦痛への慰謝料を求めていた。
1審名古屋地裁判決は、派遣差し止めについて「具体的な権利や義務に関する紛争ではなく、訴えは不適法」と却下。慰謝料請求を「市民の具体的権利が侵害されたとは認められない」と棄却した。
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ここ五日間で、次の3冊を読んだ。
“凛の国”:前野徹(青春出版)
“気高く、強く、美しくあれ”:櫻井よしこ(小学館)
“日本を愛する者が自覚すべきこと”:八木秀次(PHP)
本当に、たった60余年で、日本は、こんな変な国になってしまったのか、というため息が正直な感想だ。
GHQのわずかな期間の占領政策が、ここまで、日本人をダメにしてしまったのかと思うと、教育というものは恐ろしいと思うね
。
幸い、日本国憲法の成立の経緯、大東亜戦争までのみちのり、八紘一宇の本来の意味、教育勅語の本当の姿、等々、きちんと本当の事を知ろうと思うと、例えば、上に上げたような書物を読めば分かる。
もっと日本人は、ちゃんと自国の歴史を勉強しなくちゃ。
原爆も、東京大空襲も、シベリア抑留も、全て、日本の軍部が独走した自業自得の結果だと思っている日本人は、まだ結構いるだろうね。
僕だって、マッカーサーが、1951年に米上院で”大東亜戦争は、日本自身が安全保障に迫られてのものだった”と発言しているなんて、学生時代に教えられなかったし、どうだろうか、こういう事実を書いた本が、昭和の時代に、手軽に書店で手に入ったのだろうか?まして、僕は、京都だったからな。
憲法前文、第9条は、即刻、日本の長い歴史を反映させた条文に書き改めないと、三島由紀夫が言ったような、最悪の日本になる日は近いかも知れないな。
八木氏は、まだ40代、もっともっと発言をして貰わないとね。
僕は、イラク戦争には、反対だったけど、それはあくまで親アラブの立場(ムスリムではない)と、何回も書いているように、集合名詞としてのアメリカ人の露骨な人種差別思想の発露だと思っているという理由からだけどね。だから、9.11とのリンクが証明されていた、アフガンでの対タリバン戦争には賛成だった。そして、付け加えれば、アメリカがイラク戦争に踏み切った以上、日本はアメリカを支持する必要があった、そこには選択の余地はなかったとも考える。
それにしても、毎日、温かいご飯をのうのうの食ってる連中が、「平和的生存権」を侵されたと言って訴訟を起すって、どういう神経しているのかねぇ。