【産経抄】3月11日
2008.3.11 02:58
先月26日の夜8時半ごろ東京の滝野川署に住民から「路上の大声がうるさい」との苦情があった。27歳の巡査長がかけつけ、大声の主の少年3人に注意したが、少年たちは無視して座り込んでしまった。このため巡査長は拳銃で威嚇しやっと立ち去らせた。
▼だがこの少年たち、自分たちの行動を反省するどころか警察に「銃を向けられた」とねじこんだ。警察としては「拳銃の適正使用には当たらない」と認めるしかなく、処分の検討を始めた。2日後の朝刊では「警官、少年に銃抜く」などと大きく報じられた。
▼少年たちにしてみれば、自分たちへの同情が集まると期待したのかもしれない。ところが報道後、警察に寄せられた600件余りの手紙や電話、メールのほとんどは巡査長を支持するものだった。地元住民110人による処分軽減の嘆願書も集まったという。
▼日本の調査捕鯨を妨害している「シー・シェパード」の面々も日本や世界の「世論」を読み間違えていたフシがある。日本政府が「対抗措置」をほのめかしても妨害を続けた。「海上保安庁が銃を撃てば日本の世論が反発してくれる」とでも思っていたようだ。
▼このため今年4度目の妨害で海保が警告弾を投げると「負傷者が出た」とアピールする始末だった。だがテロリストのような妨害者に同情が寄せられるわけもない。それどころか、国際捕鯨委員会は彼らを強く非難する決議をした。こちらは日本の強い態度が国際世論を動かしたのだ。
▼警察にしても海保にしても違法なことは許されない。だがそれよりもまず、国民の生命や財産、安らかな生活を守るため毅然(きぜん)とした態度を忘れないでほしい。それが国民の変わらぬ願いなのだ。そのことがわかった意味は大きい。
↑
まず最初に、僕は、産経ファン、産経が頑張らないと日本は良くならない、と思っている。
だから、ちょっと、今朝の記事には失望したね。
これを読む限り、産経は、滝野川署の27歳の巡査長を擁護しているようだが、ちょっとそれは無理があるんじゃないかなぁ。
僕の考えは、たかだか不良少年?たちのガキの振る舞いを、拳銃を抜かないと注意できなかった、この巡査長の力量を問題にすべきだと思うけどねぇ。
たかだか、大声を出して騒いでいるガキ共を注意するのに拳銃を抜いていいのなら、逃げる窃盗犯に発砲してもいいことになる?おっと、これは飛躍だな。
実際のところは分からないが、この巡査長は27歳、高校卒業してすぐ警察に入ったとしたら、既に10年の経験を持っていることになる。10年の経験があるのに、こんなことで、拳銃を抜くレベルの警官しか育たなかったのか?
地元住民110人については、このガキ共の日頃の行いを知っていたから、嘆願書を出していたのかもしれないけど、その意味では、そこに住んでいない僕がとやかく言う資格はないけどね。
でも、この程度のことに拳銃を抜かなきゃいけないのか、どう考えても納得できないけどね。
そして、もし、この巡査長が、拳銃を抜いたのではなく、平手打ち(昔でいうビンタ)でもしていたら、どうだったろうか?
僕は、平手打ちなら支持するけど、拳銃を抜くのは支持しないね。
それから、町の悪ガキの行いと、シー・シェパードの妨害行為を並列に並べているのも、ちょっとおかしいと思うけどね。次元が違いすぎる話だと思うけどね。
しっかりしてよ、産経さんよ。
2008.3.11 02:58
先月26日の夜8時半ごろ東京の滝野川署に住民から「路上の大声がうるさい」との苦情があった。27歳の巡査長がかけつけ、大声の主の少年3人に注意したが、少年たちは無視して座り込んでしまった。このため巡査長は拳銃で威嚇しやっと立ち去らせた。
▼だがこの少年たち、自分たちの行動を反省するどころか警察に「銃を向けられた」とねじこんだ。警察としては「拳銃の適正使用には当たらない」と認めるしかなく、処分の検討を始めた。2日後の朝刊では「警官、少年に銃抜く」などと大きく報じられた。
▼少年たちにしてみれば、自分たちへの同情が集まると期待したのかもしれない。ところが報道後、警察に寄せられた600件余りの手紙や電話、メールのほとんどは巡査長を支持するものだった。地元住民110人による処分軽減の嘆願書も集まったという。
▼日本の調査捕鯨を妨害している「シー・シェパード」の面々も日本や世界の「世論」を読み間違えていたフシがある。日本政府が「対抗措置」をほのめかしても妨害を続けた。「海上保安庁が銃を撃てば日本の世論が反発してくれる」とでも思っていたようだ。
▼このため今年4度目の妨害で海保が警告弾を投げると「負傷者が出た」とアピールする始末だった。だがテロリストのような妨害者に同情が寄せられるわけもない。それどころか、国際捕鯨委員会は彼らを強く非難する決議をした。こちらは日本の強い態度が国際世論を動かしたのだ。
▼警察にしても海保にしても違法なことは許されない。だがそれよりもまず、国民の生命や財産、安らかな生活を守るため毅然(きぜん)とした態度を忘れないでほしい。それが国民の変わらぬ願いなのだ。そのことがわかった意味は大きい。
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まず最初に、僕は、産経ファン、産経が頑張らないと日本は良くならない、と思っている。
だから、ちょっと、今朝の記事には失望したね。
これを読む限り、産経は、滝野川署の27歳の巡査長を擁護しているようだが、ちょっとそれは無理があるんじゃないかなぁ。
僕の考えは、たかだか不良少年?たちのガキの振る舞いを、拳銃を抜かないと注意できなかった、この巡査長の力量を問題にすべきだと思うけどねぇ。
たかだか、大声を出して騒いでいるガキ共を注意するのに拳銃を抜いていいのなら、逃げる窃盗犯に発砲してもいいことになる?おっと、これは飛躍だな。
実際のところは分からないが、この巡査長は27歳、高校卒業してすぐ警察に入ったとしたら、既に10年の経験を持っていることになる。10年の経験があるのに、こんなことで、拳銃を抜くレベルの警官しか育たなかったのか?
地元住民110人については、このガキ共の日頃の行いを知っていたから、嘆願書を出していたのかもしれないけど、その意味では、そこに住んでいない僕がとやかく言う資格はないけどね。
でも、この程度のことに拳銃を抜かなきゃいけないのか、どう考えても納得できないけどね。
そして、もし、この巡査長が、拳銃を抜いたのではなく、平手打ち(昔でいうビンタ)でもしていたら、どうだったろうか?
僕は、平手打ちなら支持するけど、拳銃を抜くのは支持しないね。
それから、町の悪ガキの行いと、シー・シェパードの妨害行為を並列に並べているのも、ちょっとおかしいと思うけどね。次元が違いすぎる話だと思うけどね。
しっかりしてよ、産経さんよ。