法相の「死刑執行見直し」発言、新たな国会の火

法相の「死刑執行見直し」発言、新たな国会の火種に

　鳩山法相は２８日の閣議後の記者会見で、死刑執行に関する制度の見直しについて、「できるだけ速やかに勉強会を開始したい」と述べ、改めて意欲を示した。
　ただ、野党の法相批判に加え、政府内にも法相の対応を問題視する声があり、臨時国会審議の火種となりそうだ。
　鳩山法相は、死刑執行を法相のサインなしに進めたいとした自らの提案について「人命を軽視する考えは全くない。だが、死刑廃止の考え方にはくみしない。死刑を執行しないのも同じことになる」と指摘した。
　さらに、「法相の資格もなければ人間の資格もない」と批判した「死刑廃止を推進する議員連盟」会長の亀井静香・国民新党代表代行からの面会要請について、「人間でないとまで言われて会う必要はない」と怒りをあらわにした。

[読売新聞]
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鳩山法相、よく言った。政治家としては、勇気ある発言で、世論も支持するだろう。

金が欲しいとか、やりたいとか、自分の都合だけで、他人の命を奪った者は命で償うしかないよ。子供や女性や老人（弱者）を殺した人間ももちろん死刑。犯人が死刑になったところで、遺族の方々には、なんの慰めにもならないだろう。ただ、犯人が、いまだにこの世で生きているという不条理感だけは、少なくとも消えるんじゃないかな。

死刑廃止論者の論拠のひとつに冤罪があるが、これだけ捜査技術が進歩している時代に、昔の有名な冤罪事件のようなことが次々と起こることは考えられない。もちろん、人間がやる以上１００％はない、しかし、１００％じゃないことを論拠にするというのは、論理的な思考経路とは言えない。

ただ、鹿児島選挙違反事件とか北陸の婦女暴行事件とか起こるからね、こういうときは、官側の関係者を厳罰にする必要もあるね。鹿児島のときは、警部補？が辞めたようだが、あれは懲戒免職だったのかな、まあ、仮にチョーメンになっても、警察には裏組合があって、組織のドロをかぶって辞めた人間には手厚くするという噂があるので、生活に困るわけはないだろう。

死刑廃止論者は、それを唱えれば、自分が高尚な人間になったような気がするのかねぇ。日本は、宗教裁判で人が殺されたことはないだろうよ。なんで、欧州を中心に死刑廃止運動が起こった、そこを勉強して、日本の場合と冷静に比較した方がいいんじゃないの。

亀井静香・国民新党代表代行は、権力の座から滑り落ちて、弱小政党になってから、テンパッた発言が多いね。もっとも、自民党時代からおかしかったけどね。

鳩山法相、見直したぞ、頑張れよ。亀井なんか取るに足らずだよ。