福岡飲酒運転:市職員「酒で気が大きく…申し訳ない」
 福岡市の元職員による3児死亡飲酒事故の一周忌を前に、市職員がバイクで飲酒事故を起こした問題で、市は24日、職員が面会に訪れた上司に「酒で気が大きくなった。大変申し訳ない」と話したことを明らかにした。職員は同僚との懇親会でワインや焼酎などを飲み、帰宅途中だった。3児死亡事故から1年を前に市が同日午後に開いた飲酒運転撲滅大会で、吉田宏市長は「個人ではなく、組織として問題がある。本当にすみませんでした」と謝罪し、会場は重苦しい空気に包まれた。

 同市総務部などによると、糸川職員は23日朝、バイクで入部出張所に出勤。午後6時から本庁近くの居酒屋であった懇親会に参加した。ビール2杯とワイン2、3杯、焼酎1杯を飲んだという。同8時半ごろに解散し、1人で電車で帰ったが、西新駅で下車後、駐輪場に置いた自分のバイクに乗ったという。

 病院で24日朝に面会した上司に、糸川職員は「酒の影響で気が大きくなった。(バイクを置いて帰ると)取りに行かなければならず、駐輪代(1日150円)がもったいないと思った。ご迷惑をかけて申し訳ありません」と話したという。【反田昌平、高橋咲子】

毎日新聞 2007年8月25日 0時18分

150円けちった代償は大きいね。
このご時世に、公務員というステイタスを失い、退職金もぱぁー。
人間と言うのは、本当に面白い存在だねぇ。