どういう意味がある企画かわからないけど、日本の歌100選というのがあったらしく、そしてその中に「世界に一つだけの花」が選ばれたらしい。他に選ばれた歌を見ると、「世界に一つだけの花」は、有史以来!?の日本の歌の数々の中でベスト100になったということになるけどね。
しかし、この歌の歌詞は、深く読むと、非常に退廃的というか、向上心がないというか、つまり、競走して自分なんか磨かなくても、自分の生き方だけで、人生渡って行けばいい、あるいは行ける、ということなんだよね。ナンバーワンよりオンリーワンなんて、まさに逃げの思考としか言えないでしょう。人生の一仕事を終えた団塊の世代の人達が、さあ、いまからは自分の人生というのは話はわかるけど、自分の人生も定まってない若い人達が、こんな考えじゃ困るよな。
たかじんのそこまで言って委員会に出てくる、勝谷氏も同じようなこと言ってましたね。
日本の歌100選というが、単にお遊び企画なら、何が選ばれようとどうでもいいけどねぇ。「世界に一つだけの花」を選ぶのは、あの歌詞から考えて、非常に問題だよね。