朝の新聞チェックをしていたら、産経にこういう記事が。

「免職は死刑に等しい」飲酒運転で静岡県知事

 静岡県の石川嘉延知事は25日の定例会見で、飲酒運転の公務員の免職処分について「日本の雇用慣行からすると、免職はその人の職業生活上、死刑判決に等しい」と述べ、画一的な厳罰化の動きに疑問を示した。

 石川知事は「刑法の場合でも、犯した罪の状態と結果に相応の罰則をするのが鉄則。例えば酒気帯びで検問に引っ掛かった場合にオートマチックに適用するのはいかがなものか」と話した。

 県は昨年6月から酒気帯び運転で摘発された場合、免職か停職か減給処分にするとした新たな基準を適用。石川知事は「どういう酒気帯びでも、すべて免職でいいのかというと、必ずしもそうじゃないという考えだ」とした。

(09/26 00:02)

こういう人が、トップにいるようじゃ、日本から飲酒運転事故が劇的に減少するってことはありえないねぇ。

”どういう酒気帯びでも、”って、いい酒気帯びでもあるのか。

”免職はその人の職業生活上、死刑判決に等しい”、公務員に高いモラルが要求されるのは当然。公務員を免職になれば、安定した収入の途は絶たれるが、餓死に一直線というわけでもあるまい。