NHKのBSニュース見てたら、アメリカ議会長老が、小泉さん(あるいは、次期総理)の靖国参拝を批判したみたいだね。

これで、また、あそことあそこの新聞が喜ぶだろうな。

アメリカは、日本と中韓の関係が悪くなると、アジアで不安定要因が拡大して、アメリカの軍事プレゼンスの負担が増えることを心配しているだけ。イラクで身動き取れなくなっている上に、イランの問題、アフガンではタリバンの勢力が盛り返しているからね。別に、アメリカは、真面目にアジアのことを考えて、ああいう発言をしたわけじゃないよ。あくまで、アメリカの利益にならないことは、同盟国日本はやめて欲しいということ。それに、アメリカ人にとっては、靖国に参拝をやめるなんてことは、難しいことじゃないという考えだろうからね-そもそも、発言したのは、アメリカの爺さん連中で、真珠湾経験者だろうから、バイアスが無いと考える方がおかしいよ。

確かに、隣人(国)の嫌がることはしない、というのは大事なことかもしれないけど、靖国については、靖国参拝が、日本人として間違っているかどうか、をまず、日本人が議論すべきことだからね。

いい方法があればいいけど、今の状況下で、日本の指導者が靖国参拝を辞めるのは、まずいんじゃないのかなぁ。かえって、昔の言葉で言う、国粋主義者が台頭する素地をつくるような気がするけどねぇ。
日本の中でも、イデオロギー抜きで、靖国参拝に反対する人もいるわけだけど、賛成の人もいるわけで、そもそも、まだ、戦後61年程度じゃ、結論はでないだろう。しかし、戦争を経験されている方々が、生きていらっしゃる間に、結論出した方がいいだろうけどね。

戦勝国の論理で、A級戦犯として裁かれた人達を、日本人がどう定義するかだよね。とにかく、日本人がちゃんと結論をだすために、議論することでしょう。それを、まず、国会の場で議論することかなぁ・・・でも、実際問題、処理すべき事柄がたくさんある国会で、靖国だけに時間は取れないよねぇ。