大切なのは、冷静な頭と熱い心
会社に、新しい社則を作ろうとしました。
でも、がんばりましたが、叶いませんでした。
新しい特別休暇制度を創設しようとしたのです。
災害ボランティアに参加する場合に取得出来る休暇です。
今回の東日本大震災は被害規模が桁違いで、
復興は、正に国家プロジェクトと言えます。
人的支援は必要不可欠と思いますが、
仕事を持っている者は、
手助けしたいのに出来ないジレンマを抱えているのではないでしょうか。
そんな時、有休とは別に特別休暇枠があれば・・・!
そう思ってありったけの想いをぶつけたのですが、無理でした。
でも、今回のチャレンジで、分かったことがあります。
人を納得させるには、
『冷静な判断と熱い気持ち』が必要だ、ということ。
メリットは何か、デメリットは何か。
それを取り上げなかった場合のリスクは?
会社、社員にどんな影響を与えるのか...etc.
そのような具体的な分析が求められました。
今回の案は、とにかく国難とも言えるこの状況を打破する為に、
国民全体が立ち上がらなければという「熱い想い」が原動力でした。
普段は比較的冷静な性質の自分が、
今回は「想い」が強過ぎて、冷静な判断を欠いてしまったのです。
片方だけ先走ってもダメ。
両方のバランスが取れていることが、成功の秘訣だということです。
人を説得するには何が必要か―
それを再確認させてくれた、敗戦でした。