白猫ニャンはオッドアイ
キラ・キラ
ニャンは、オッドアイ。左右の目の色が違うのです。
黒猫、白猫によく出るそうで、
その昔、ヨーロッパでは珍重されていたと聞きました。
ニャンのように、片方が黄色、もう片方が淡青色の場合、
日本では『金目銀目』と呼ばれ、縁起が良いとされていたそうです。
ゴールドと、シルバーの瞳。
gold sun、silver moon―
私はニャンの瞳を、そう呼んでいます。
ニャンは、迷いネコでした。
12月の寒いある日、庭の倉庫の屋根の上に、小さな子猫がポツンと座っていました。
消えそうな声で、「にゃぁ。。ん」と鳴いて、こちらを上から見下ろしています。
真っ白で、太陽と月の瞳の、不思議なネコ

クリスマスに、真っ白な雪が降ってきたみたいな。
プレゼントが、降りてきたみたいな。



それからというもの、
度々ニャンは、倉庫の屋根の上に現れました。
「どうしてここに来るんだろう。。」
母は、「もしかしたら、ちぃちゃんの生まれ変わりかもしれない」、と。
ちぃちゃんは、昔飼っていたうさぎです。
真っ白なうさぎでした。
ちぃが死んだ時は、家族中、悲しみでしばらく立ち直れませんでした。
「戻って来たのかもしれない。」
それから、ニャンはうちの子になりました

