ご無沙汰です。
※アメンバーさん意外のコメントをなしにさせていただきました。ご了承ください。


八方ふさがりな毎日に

いいかげん嫌気がさしたあたしは

ついに時代送れの

お家産業に退職願をだしました。

そんな日でした。

母が癌になったことがわかりました。

癌家系なので覚悟はしてましたが、

いざ、母が癌になると動揺が激しく、

現実を受け止めることがなかなかできませんでした。

命に、すぐに影響があるような癌ではないものの、

今後の生活や治療費を考えると

実家に戻ったほうがいい気がしました。

電話で母と大げんか。

こっちにくるようなお金があるなら

娘にとっときなさいよ!

こっちにくるようなお金があるなら、

送ってよ!

親心なのはわかっていながら、

母を心配する気持ちは伝わらないのかと

悲しくもなりました。

親子だからこそ、わかっていても

つい言葉にしてしまう、キツイ言葉。

病気の、とき、くらい、

どうか、素直になってほしい。

と思う娘の気持ちも

どこか迷惑そうな母。

わたしは貴方が知らないところで

力になるよ。

娘よ。

またあなたに会えるのが遠のいてしまいそうで、あたしは怖い。

八方ふさがりにみえて

そうではなく、

この一件が色んなことを

動かしていくのは間違いない。

それがいい方向であることを祈るしかない。

こんなとき、思い浮かんだのは

離婚の話をしたとき

「ママ、泣いちゃだめだよ!」

とあたしをしかってくれた娘だった。

あたしが強くいられるのは貴方がいたからで、

今のあたしは、すぐに泣いてしまいます。

また、怒られてしまいそう。

母と娘。

唯一無二の存在です。