シンガポール在住の
インテリアコーディネーター
アラフォー・二児の母 さお🇸🇬です。
今日は、コロナ後ののシンガポールの
インテリア業界事情について、
書いてみたいと思います
シンガポールは今、
Great Singapore Sale
=GSS
の終盤！
ファッションもハイブランドから
ファストファッションまで、
Sale Sale Sale合戦です。
通常なら
海外からわざわざハイブランドの
お買い物に外国人がやってくる時期です。
中でも
家具屋さんは値引きが顕著！
もともと値切り文化が根強い
シンガポールの華僑社会で、
ハイブランドの家具は
値引きしてナンボ
(ミドル〜ローブランドは値引きしてくれないところが多いです)
の世界なので、
セール期間ではなくても
値引きされる前提の値段がついています。
今回GSSということで、
ついているシンガポールの定価から、
20~40%引きもあります。
やはりコロナで消費は落ち込んでおり、
どのインテリア関係の店舗も
値下げ合戦ですね
今後ビジネスが続けられなくなる
お店も出てくるかもしれません。
＊＊＊＊＊＊＊＊
住宅の方は、
もともとほとんどのシンガポール人は
マンション住まいなので、
新築戸建よりも
リノベーションマーケットが
大きい国です。
シンクが使いづらそう💦
建築家よりも、
インテリアデザイナーさんがついて、
（インテリアコーディネーターという
職種はありません）
間取りや造作家具、置き家具の
デザインを進めていくのが主流です。
これはシンガポール社会の歪みが
今回のコロナで露呈してしまったのですが、
工事を行う
移民ワーカーたちが、
三密の宿舎で
一斉にコロナにかかる
という事が起こり、
約30万人のワーカーさんたちが、
隔離されて検査を受ける事態になっています
バングラデシュ人や
インド人が多いです。
参考ニュースより
その影響で、
工事関係の人手が足りない！
という状況に陥っています。
電気工事やさんも、忙しすぎて
予約が取れなかったり、、、
マレーシアからバイクで
シンガポールに通っていたような方も
一切来れないので
さらに拍車をかけています。
シンガポールは競争社会の国。
建築工事を行うような
暑いし重いし汚くなる仕事
はシンガポール人はやりたがらず
エリート街道のビジネスマンが
成功者の定義です。
日本のように、
職人のプライド
を持って丁寧な仕事をする方は
日本と比べると圧倒的に少ないです。
でもこんな状況になり、今後は
シンガポール人もそのような仕事に
就ていくのかもしれませんね。
職人、デザイン、アート関係の
仕事のステータスが
もっとシンガポールでも向上すると
いいなと思います！
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