こんにちは、シンガポール在住インテリアコーディネーターのさお🇸🇬です。
先日、こちらの記事でダイニングテーブルの
サイズ選びについて書きました。
今、ヨーロッパ在住のお客様へのご提案のために、
現地で購入できる家具をオンラインで探しているのですが、、、
素敵だなーと思ったデザインのデスクのサイズを確認したら、
デスクの高さがめちゃ高い
このデスク、高さが80cmもあるんです
インテリアにお詳しい方ですと、それを聞いただけでびっくりすると思います。
日本製のデスクにはなかなかないサイズです。
でも大丈夫!
重要なのは、合わせる椅子のサイズです。
今日はテーブルやデスクと合わせる椅子の
サイズ選びについて、書きたいと思います。
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お家で毎日使うダイニングテーブル、
高さは何センチかご存知ですか?
実は、日本は他の国と比べてちょっと特殊な傾向がありまして、
日本ブランドのダイニングテーブルは、他の国のブランドより、
4−5cmくらい低い!
ことがあるんです。
例えば、こちらの日本製のダイニングテーブル、、、
シンプルでとっても使いやすそうなデザインです。
気になるダイニングテーブルの高さは、72cm。
さっきのデスクと比べても−8cmですが、
日本ブランド以外で一般的なのダイニングテーブルの高さは、
74−76cmが多いです。
そこで重要になってくるのは、
椅子の座面の高さ
です!
差尺と言いますが、座面の高さから、テーブル上までの
高さが適切な椅子を選ぶ必要があります。
赤い矢印が差尺です。
先ほどの楽天の商品のお写真です。
例えば、座面高がテーブルより極端に低いと、
お食事が取りづらいですし、
デスクの場合とっても作業しにくくて、
肩がこります。
逆に、高すぎると、座っていて落ち着きません。
デスクに対しては、多少座面が高くてテーブルが低い方が
作業しやすいですが、、、、
差尺には、人工工学に基づいた計算方法があります。
差尺=座高÷3−2cm
座高=身長x0.55
つまり、
差尺cm=身長cm x 0.55 ÷3−2
というわけです!
私は身長が160cmなので、
最適な差尺は、
160 x 0.55 ÷ 3 - 2 = 27.3 cm
となります。
とまぁちゃんとした計算式はあるのですが、
男性、女性、など日本人でも身長は色々な方がいますので、
大体差尺は27−30cmくらいが快適
と覚えておけば大丈夫です!
先ほどの楽天のダイニングセットの椅子は、
座面高が44cmでしたので、ダイニングテーブルの高さ72cmから引くと、
差尺28cm。
日本人には快適なバランスです!
身長から差尺、椅子の高さ、テーブルの高さを導き出しますので、
だから身長が高い方が多いヨーロッパでは、
テーブルの高さが高い!
傾向にあるんですね。
こちらの椅子は、高さが80cmあるデスクのお店で売られており、
デザインが合いそうな商品なのですが、
座面高が48cmです。
差尺32cm、、、、逆算すると、
174cmくらいの身長の方ですと、
先ほどのデスクと合わせて
快適に使うことができるサイズとなります。
ヨーロッパでは男性の平均くらいの身長でしょうかね、、。
デスクチェアの場合は、
長時間作業していると肩が凝ったりしますので、
差尺を調整できる昇降式の椅子が多いのも納得です!
お気に入りのテーブルや、デスクが決まったら、
差尺を考えてサイズが合う椅子を選びましょう!
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