こんにちは、シンガポール在住インテリアコーディネーターのさお🇸🇬です。
昨日こちらにて北欧の照明づかいについて書きました。
デンマーク在住中にインテリアに目覚めた（詳しくはこちら）北欧ラバーの私
もう少し北欧ネタについて書いてみたいと思います。
北欧デザインのこと考え出したらネタが止まりませんw
お付き合いください❤︎
さてさて、ここ15−20年くらい？
日本では、
北欧家具、
北欧照明、
北欧食器、
北欧の家、
北欧のテキスタイル、
などなど、北欧と名がつけば
人気が出るほど北欧デザインが日本に溢れています。
実はもとを辿れば日本から北欧にデザインが輸入されたという
経緯があるんです。
ご存知でしたか？
例えば、Louis Poulsenと並ぶデンマークの老舗照明ブランド、
こちらの101コレクションが最も有名で、
１枚のプラスティックシートを今でも
一枚一枚デンマークの職人が手で折り込んで形を作っているシェードです。
一度日本でLe Klintの輸入大元をやっている会社の
プレゼンを聞いたことがありますが、
機械ではなく本当に手で折っているんですよーーー！
デンマーク人の熟練のおばちゃんたちが（失礼）w、
せっせと正確に折り込んでいく動画が
目に焼き付いています。
これはなんと、20世紀前半にP .V.イエンセン.クリントという方が、
日本の提灯や折り紙をみて発想
を得て、
作り出したデザインなんですよーー。
ご覧になった方やお持ちの方は納得だと思いますが、
この柔らかい明かりが本当に癒されるんです。
もとを辿ればMade In Japanのデザイン、
日本人の心に響く理由も分かりますね！
日本に帰国したら、必ずこの照明は新居のどこかに使いたいと思っています。
これは小さなベッドルームですが、
以前Le Klintのフロアランプをモデルルームに設置したお写真、、、
そして私も大好きで訪れたヘルシンキにある、
Alvar Aaltoの自邸。
当時私が撮った写真データがほとんど消えてしまったので
お借りした写真ですが、、
こちらはあまりにも有名なお部屋ですが、
奥の仕切りが
引き戸
になっているんですねー。
この写真の反対側にあるダイニングエリアの
食器棚も引き戸が採用されています。
これはアアルトが
スウェーデンで茶室をみて
インスパイアされたデザインらしいのです。
どうりで、、、
日本人の心に響くわけです！
日本で引き戸というと和室の襖を思い浮かべますが、
アアルト自邸のように、レトロモダンなインテリアとも
相性最高！
落ち着きますねーー
日本の外に出て、
海外デザイナーにその質を見出され、
生まれ変わった日本の文化たち！
外に出たからこそ理解される、
日本の良さって、あるんですよねーーー！
シンガポールでもMade In Japanの
質の良い家具が高く評価されています。
海外のインテリアトレンドも良いのですが、
私自身日本デザインの良さも、
海外に出て改めて感じています。
明日はそんなJapanese Designを取り入れた
和洋折衷なインテリアスタイルについて、
書いてみたいと思います！
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