こんにちは、シンガポール在住インテリアコーディネーターのさお🇸🇬です。
北欧の照明、インテリア好きの方は
誰しもが一度は憧れたことがあるのではないでしょうか。
突然ですが、子供の頃住んでいたお家にはどんな照明がついていましたか？
私が生まれ育ったのは札幌、40年ほど前に建てられた一軒家でした。
リビングの天井には、、、、白い蛍光灯の多灯照明がついていました。
こんな感じの
子供の頃から照明にこだわった
素敵なお家にお住まいの方もいらっしゃったと思いますが、
日本人のほとんどが、天井についた白い蛍光灯のお部屋で
育ったのではないでしょうか。
天井についた白い蛍光灯の照明、
安くて明るくていいんです！
作業をしたり、演色性がはっきりする作業が必要な場合は、
いいんです！
自分の育った環境に慣れているので、
蛍光灯の天井照明が当たり前と思う日本人は私たち世代（アラフォーw）
にも多いと思います。
これはアジア各国に共通で、
シンガポールも含め、
特に中華圏の国民には顕著にみられる傾向だと思います。
だけど、なぜ今北欧の照明が人気なのでしょうか、、、。
それは、デザインが素敵なだけではなく
リラックスできるから！
日本人も気がついてしまったのです、
その北欧の照明づかいの豊かさに
蛍光灯の天井照明のように、
強い光一つで均一にお部屋を明るくすると、
お部屋が陰影のないのっぺりとした印象になり、
白くて冷たい印象の光の場合
リラックス効果に欠けます。
北欧の照明がその用途でデザインされているように、
2灯以上の照明を一つのお部屋に設けることによって、
お部屋の明るさに陰影が生まれ、
自然でゆったりと奥行きがあり、
くつろいだ雰囲気になります。
というわけで、
北欧風な照明の取り入れ方のポイントは
目的に沿って明かりを設置します
例えば、
✔︎ソファの横にフロアランプを置いて読書灯にする
✔︎ダイニングテーブルの上には手元だけを明るく照らすため低くペンダントライトを設置する
✔︎シェルフの上に、ディスプレイを際立たせるためテーブルランプを置く
などなど！
Louis Poulsenのサイトより
北欧を代表するルイス・ポールセン（Loius Poulsen）の照明は、
一つの部屋に複数設置して使うよう、
デザインされています。
私もシンガポールで販売しているのですが、、、
光のグラデーション、
ため息が出るほど美しいです。
緻密に計算された光の角度が作る陰影は、
本当芸術！
私のインテリアのご提案には、
ほとんどと言っていいほど間接照明が入ります。
安価でも構いませんので、
間接照明を１カ所でも取り入れることによって
お部屋へのリラックス、お洒落効果は絶大なんです！
ぜひ今一度、
お部屋の照明について、考えてみましょう❤︎
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