こんにちは、MAYAです。
私は父がいません。
もう10年も前に亡くなっておりまして。
(2011年、東日本大震災の年です)
いまでこそ、
いまでこそですよ、
涙があふれて止まらなくなる、
なんてことは
ほとんど起こりませんが
父を亡くしてから2年くらいは
ふと思い出しては
涙が出ていました。
そして、
いまでも、時々ですが
父は夢に出てくることがあります。
はじめは父に似た人が出てきて
私は一生懸命、
「え?あれは父ではないか?」と
追いかけたりする夢です。
その「父に似た人」の夢は
なんどもなんどもなんども
私の夢の中に出てきては
「あれは、やっぱり父なんだ」
「そうに違いない」と
最後は私に確信させてくる。
なぜ、この夢を見るか。
父はこの世界のどこかで
生きているような気がしているのです。
もちろん、錯覚です。
けれども、
それなりに確かな感覚です。
私の目の前からは
消えてしまったけれど
駅の雑踏に混じって
実はどこかでひっそりと
生きているのではないかと、
そんなことあるわけないのに
心のどこかで
そうだったらいいと
願っているのかもしれません、、、
そう願う理由も
ちゃんとわかっています。
私が知らせを聞いた時は
父はすでに亡くなっていたから。
死ぬ間際には会えていないこと。
リアルに死にゆく父を
私は見ていない。
海外で、遠く離れたままー
ブチっ!と音を立てて切れて
途切れて終わってしまったような
この別れに対し
当時の私に何かできたことが
あるのだろうか、と今も思う。
私は私の最善を尽くしていたし
父は父の最善を、
尽くしていたのだと信じたい。
けれども
人の死は、死でしかない。
それは突然やってくるものであり
受け止めるしかないもの。
そして
父は
今でも遠くから、いえ、
実はとっても近くで
私のことを見守っているのです。
死ぬということは
新しい次元に移ることだよ、と
今はそういう考え方も知ったから
悲しまなくていいし
父は今も私の心に生き続けてる。
なので、もう泣きません。
いつまでも
いつまでも
私はパパの娘です。
ありがとう。
MAYA
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