チャート式センター試験対策数学1A+2B
¥1,150
Amazon.co.jp
レビュー
センター向け解法網羅型参考書は、
本書か、数学の点数が面白いほど…がお勧めであり、
あとは好みの問題だろう。
個人的には、前者のほうが網羅性が高く、後者の方がより解説が丁寧で初心者向けな印象だ。
   
問題数が結構多いため、数学はセンターのみという人、また数学の基礎を固めたい人にはお勧めだが、
二次でも数学を使う人がセンター対策をする為の本ではない。
    
とはいえ青チャートなどに比べると、内容を基本的な問題に絞り、分量を抑えている。
    
・基本例題 100問
・CHECK問題 100問
・重要例題 62問
・問題 62問
・実戦問題 38問
・実践模試 8問(数ⅠA,数ⅡB 各1回)

  
  

メリット
素早く解く!というコーナーで便利なテクニックを紹介しているが、これが使える。
また、「フィードバック方式」を取り入れている為、一回勉強した部分は終わり、ではなく、
既習事項を逐一確認しながら進めていけるため、知識が定着しやすい。
      

注意
解説がやや不十分な印象だ。
また、解法網羅型参考書では全般的に言えることだが、例題は基本的な単問ばかりである

実践問題形式が解けるためには、さらに演習が必要になる。
ただ、純粋に基礎確立のための問題集としてはとても優れている。
これと過去問だけでも、マスターすれば十分8割越えが狙えるレベルだ。