「中学受験の勉強(通塾)はいつから始めたらいいのでしょうか?」という質問をうけることがあります。今日はこのことについて考えていこうと思います。

 

中学受験の勉強(通塾)を開始するのは小3の2月、つまり小4に上がる2カ月ほど前くらいから始めるのが一般的だと考えられてきました。これは中学受験の問題が小学校の学習レベルより遥かに高いこと、進度が早いこと、さらに通塾を始めてから家庭学習をするというサイクルに慣れる(実行する)のにある程度時間がかかることなどから通説のように言われています。

 

しかし、小3や小4の子どもが自ら中学受験をするという決断をすることは滅多にありません。ですから、その決断はお父さんお母さんがすることになります。そのため、「中学受験は親の受験」と言われます。このギャップが難解さを生むのではないでしょうか。自分の子どもとはいえ、自分ではない人間を動かし、負荷をかけていくわけですから、お父さんやお母さんも迷います。

 

先の質問を受けたとき、私は「そのお子さまによります。」と答えています。モノを覚えるのに時間がかかるようなら早めの通塾をお勧めしますし、割りと要領良く学べるのなら5年生に上がるタイミングを勧めたりします。あとは志望校によってもスタート時期は違ってきます。ゴールを明確にすることも、スタート時期を決める要素になると思います。個人差が大きいのです。

 

大事なのは

①お子様の性格や特徴をしっかり把握すること

②始める段階でのゴールを明確にすること

の2点であるように思います。

 

この2点を考えた上で、最適解を探っていくのが良いと思います。絶対にこのタイミングで受験勉強を始めなければならないというものはありません。それよりも日々の学習習慣が重要になってくると思います。そのことについては次回以降に書きたいと思います。




引用元:中学受験の勉強はいつから始める?