Hello! Yottiです。

昨日10月1日はシンガも祝日。

ハリラヤプアサというイスラム教のラマダン(断食月)明けを

祝う祭日です。


私たちは当然断食していなかったので

(断食どころかモリモリ食べている)

日本人会の親子寄席に行ってきました。


演者は柳家さん喬師匠とそのお弟子さんの喬之助さん。

日本でも評判の高い噺家さんだそうで、

落語初心者の私たち親子も楽しみにしていました。


さてさて、会場のボールルームという大広間には

大人と子供がぎっちり。2・3才くらいの子から

小学生くらいまで、もう子供たちがわあわあ騒いで

います。


うちのムスメたち(特に次女)はお笑い大好きだけど

ここでわあわあ言ってる子供たちも落語がわかるのかなあ

とちょっと心配。

飽きて「もう行こう~」とか言わないかなと思ってましたが。



ドカンドカン笑いっぱなしでした。


さん喬師匠は普通のトークも面白い。

こんなに話が面白い人というのもあまりお目にかかれないなあ

さすが噺家さん、と感心してしまいました。

日本全国の校長先生のお話がこんなのだったら、みんな

集会中もだれないで、子供たちに大人気の先生に

なりそうだなあ、なんて横目でゲラゲラ笑っている子供たちを

みながら思いました。


しかし、子供たちって本当に反応が素直ですね。

面白い時は本当に笑い転げる。

意表を突かれた時は「ええっ!」と驚きの声を上げる。

ワクワクしているのも伝わってくる。


素直な反応がまたエッセンスとなって

こちらももっと楽しくなっちゃいました。


演目自体は


柳家喬乃助さんが「子供に寿限無と名付ける話」

(タイトルは発表されませんでしたので、内容から勝手に

私がつけてます)

 子供が生まれて御隠居さんに名前をつけてもらいに行くんだけど

 よくわかんないので例に挙げてもらった寿限無をすべて子供に

 つけてしまうという話。名前が長いから、普通のやりとりでも

 やたら長くなってしまうおかしさに子供たちがウケてました。



間に落語の出囃子演奏会

 これは三味線の方(苗字は忘れましたがエリさんという女性)と

 喬之助さんが太鼓(締め太鼓と宮太鼓)、さん喬師匠がチャンチキを

 担当し、出囃子の違いなどを教えてくれました。

 太鼓気違いの私は、もちろん食いつきましたよ~~~。


 前座・二枚目・真打と上がっていくごとに出囃子が変わるのとか

 その人によって「テーマソング」(とさん喬師匠はおっしゃってました。

 なんか猪木のテーマを思い浮かべちゃったよ)があるんですね。


 「かわいい魚屋さん」みたいな日本の歌だけでなく

 ミッキーマウスマーチやら、ジングルベルなんてのまで

 出囃子に即興でアレンジして聞かせて下さいました。


 あとは効果音。

 波の音だとか、ゆうれいが出る時の音だとか、

 古典芸能の奥深さを覗いたような気になりました。


で、ようやく柳家さん喬師匠の落語。

「天神様のお祭りに連れて行ってもらった子供の話」です。

検索したら「初天神」という演目があったので、それと同じかな?

 

 普通のトークも面白かったけれど、やはり落語もすごく

 面白い。何が面白いって、所作が素晴らしいんです。

 臨場感あふれるというか、落語って、話じゃなくて

 もう1人芝居なんだなあ。

 なんか、もう、面白いというか「美しい」とさえ思いました。



なんだか落語にハマってしまいそう。

調べてみたらさん喬師匠は日本でも吉祥寺前進座なんかで

高座を持たれているようなので、日本に帰ったら

通っちゃうかも~~。


この面白さ、今まで知らなかったのはもったいなかったなあ。

機会があればまた行ってみたいと思います。


では!