皆さん、こんにちは!
インストラクターの西村です。

先日は日光東照宮にお参りに行ってきました

 


一番印象に残っているのが、建築に込められた
美へのこだわりや伝統技術、職人たちのプライド、そして
日本人としての思想・哲学が自然環境と見事に融合しながら
数百年の時を経ても圧倒的な美しさで人々に訴えかけている点でした

あの奥深い朱色の外壁を塗装するだけで20~30もの工程が必要で
途方も無い作業はコスパで優劣をつけられるものではなく
大量消費社会によって失われつつある伝統技術への情熱を感じました
結果に執着せず、究極の美を探求する謙虚な姿勢が真実ですね

さらに子供同士が遊んでいる彫刻から平和への願い
悪いことは見ざる聞かざる言わざる、の三猿の彫刻から人生の教訓など
彫刻や絵画にはすべて物事の真理を突いた深い意味が宿っています

最も好きなのが徳川家康公の遺訓
「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。急ぐべからず。」
焦ることなく、かと言って怠り怠けることもなく
今日一日できることを精一杯やり遂げること
まさに今年の目標だったので気が引き締まる思いでした

冷え切った身体は温泉に浸かってバッチリ清めてきました!
私も自分から湧き出る美への探求をし続けたいと思います

皆さんもボイトレ頑張りましょう♪

 

2022/01/16

西村