皆さん、こんにちは!
インストラクターの西村です

東京はだんだんと寒くなってきて
秋の気配を感じるようになりましたね
変化の大きかった月日を振り返るのに相応しい
まるで夕暮れのような穏やかな季節ではないでしょうか

様々な情報が行き交う中で
何が正解で、何が不正解なのか
探れば探るほど複雑怪奇ですが
私がひとつだけ言いたいことは
直感やひらめき、勘を鋭く働かせて
結局は自分の頭で考えて行動しましょう、ということです

レッスンでは直感やひらめき、勘を働かせることが
とても大事だと考えています

そもそも正解など存在しない中で
「何故だろう?」とか「何かヘンだな」と
違和感や疑問を持つことから始まり
自分で熟考して試行錯誤する過程(能動)が真実への近道なのであって
お上から正解を与えられること(受動)が必ずしも真実ではないと思うのです

他人の予定調和の範囲で敷かれたレールの上を歩くことは
一番手っ取り早く、かつ安心安全のように感じられますが、その一方で
直感やひらめき、勘を働かせる機会が乏しいため
上からのお達しには素直に従える(拘束)けれども
自分の頭で考えたり行動すること(自由)が難しくなります

私は音楽から自由の喜びを学びましたので
誰かを拘束するような考え方ではなく
むしろ生徒さんの直感やひらめき、鋭い勘を働かせて
自由の喜びに触れられるようなアプローチを心がけています

音楽や芸術には、すべての人を自由へと解放する
不思議なチカラがあると思います

最後まで読んでくださり、ありがとうございました

2021/09/29
西村