皆さん、こんにちは!
インストラクターの西村です

上京後も、人やモノの良縁に恵まれ
新しい発見に心躍る日々を過ごしています
些細な日常の、ありきたりな出来事の中にこそ
たくさんの喜びが詰まっていると感じます

だからこそ、身の回りにあるすべてのものに
感謝する気持ちを大切にしたいですね

僕の場合、楽器に助けられたと思う場面がいくつもありました

例えば、宮古島ではたった一台のカワイのグランドピアノと出会い
それ以降、いろんな出会いやチャンスに恵まれました
終盤ではピアノというよりかは「相棒」のような愛着が湧いて
ピアノと別れるときは何度も手のひらで側面をスリスリしながら
「一緒に頑張ってくれてありがとうね」
「いつまでも元気でいてね」と声をかけました
もちろん、ピアノは何も語ってはくれませんが
ピアノには心が宿っていると感じるのは
きっと僕だけではないはずです

楽器だけではなく、自転車や靴にも
「今日も頼むよ♪」
家にも
「家の留守をよろしくね!」と、声を掛けます

モノは語らないけれども、人と同じように心が宿っていると思います
大切に扱うほど、彼らもそれに応えようと努力してくれます

ところが、
居て当たり前、役に立って当たり前、と
思った瞬間に粗末な扱いになってしまうのは恐ろしいことです

モノに限らず、例えば夫婦や恋人、友人のように
居て当たり前、やってくれて当たり前
役に立たなければさようなら、という姿勢では
その先にある良縁にも恵まれず時を過ごしてしまい
大切な気付きや学びの機会を得ることもないと思うのです

60 兆個の生きた細胞が集まった宇宙船のような身体を
楽器にしているボイトレは、そのすべての細胞が活性化するような
行動や思考を切り口としているので、健康とは切っても切れないです
教室では、そんな視点に立って音楽を伝えていけたらと思います

最後まで読んでくださり、ありがとうございました

2021/07/22
西村