皆さん お元気ですか?

恵比寿校の岡田です。

 

梅雨にも関わらず重いタイトルになりましたがあせる

良ければ読んでやってください。

 

雨の季節なので、ASKAの「はじまりはいつも雨」を久々に聴きました。

改めて、”何ていい曲なんだろう!”と思った。

詞も音楽も心に突き刺さる。

その反面、何年か前まで薬中毒であった彼の私生活とのギャップを感じてしまうのも、

已むを得ない。

 

そうこうしている内に、気づいたら彼の曲を聴きあさっていたほっこり

その中で印象的な曲が「FUKUOKA」という曲だった。

これは例の事件後に作られた曲だ。

彼が服役してきてすぐ、東京でスタジオを貸してくれる所が無かったそうで、

その時に故郷の福岡の人が「帰ってきてうちで録ればいい」と声をかけてくれた、

その感謝の気持ちを伝えた歌だそうだ。

どこか包み込まれるようなピアノの旋律とASKAの歌声が素晴らしい。

地獄から這い上がってきたからこそ生まれる名曲というのもあるのだと思った。

 

ミュージシャンはいわゆる一種独特な”パワー”を持っている人は多く、

そのパワーを、ふとしたきっかけで別の方向で使ってしまうと、

知らずにダークホースから抜け出られない状況になってしまう。

そんな誘惑が渦巻いている世界ではある。

生活も不安定になりがちなので、そこから不安という気持ちに支配され、

それがやがて痛みに変わる。

その痛みから解放されたいと願い、出来心からドラッグに手をつける。

これは誰もが陥る可能性のある事だ。

だからこそ良い人脈、良い環境を築いていく事がとても大切なのだと私は思う。

それが「自分を見失わない」に繋がるはず。

人はいつでも強いわけではないのだから。。

 

ASKAは去年辺りから活動復帰している。

そのデビュー戦が東京フィルや大阪フィルとの共演だと言うのだから、

それだけで映画のストーリーになってもおかしくないアップアップ

やはり、もう薬はやってほしくないな。