気持ちの限界かも・・・

私がそう感じ始めたのは

2017年1月でした。

癌を摘出するために開腹した時。

 

絶対に私の父は癌を克服出来る!!!!

そう思って疑ってなかったのですが、

癌を摘出するつもりで開腹したのですが、オペ室に入って数時間後に

家族が呼び出され・・・

 

簡単にしか書けれませんが、もっと詳しく

オペ室の外で担当の先生から説明を聞きました。

 

癌を摘出することは出来ません。

腹膜播種です。

この状態から言えることは、ステージ4 末期と考えて下さいと。

 

母の手をぎゅっと握って必死に説明を聞いていたのを覚えてます。

勝手に涙も出るし・・・

身体が震えるし・・・

声が出ないし・・・

 

この手術が終われば、癌を摘出すれば、

全ていい方向に行くと信じていたので

まさかの、開腹しただけで何もしないで閉腹。

そしてまさかまさかの、ステージ4 末期と言う状態。

 

え?え?なんで?

と、目の前真っ暗というか、頭真っ白というか

とにかくものすごく悔しくて悲しくて怖くて

しばらく号泣してました。

 

父が胆管癌で末期だということを

まず自分が受け入れなければ。まずはそこから。

 

とにかく私はこの時にものすごく号泣したのを覚えています。

親の死・不安・心配・怖い

そんなネガティブな気持ちを意識せずにはいられない日でした。

 

こういう時に声をかけて下さるんですね、いろんな人が。

 

頑張ろうね。

大丈夫だからね。

何かあったら言ってね。

大変だったね。

先生がついてるから心配ないよ。

娘さんが(私のこと)近くにいるから、心強いね。

何かあったらしっかり支えてあげてね。

 

お気遣いの言葉はすごく嬉しいし、感謝の気持ちはありました。

けど、全然心に入ってこない・・・

 

正直なところ、本当に正直な気持ちは・・・

 

違う、そうじゃない。

今聞きたいのはその言葉じゃなーーーい!

 

本当にすいません。

けど正直な気持ちです。

 

何故かこれ以上弱音を吐いてはいけないんじゃないのかと

そんな気持ちになり、

本音を言える、聞いてくれる人はどこにいるの?

お~い、私苦しいですよ~

 

そんな気持ちが心の奥にふつふつと湧いてくるのが

自分で分かりました。