よく使うコンビニチェーンがあるのですが、いま住んでる場所にも近所に2軒あります。

引っ越しする前も近所に何軒かあったチェーンで、よくデザートやアイスを買うのに利用してるチェーンでした。

駅から自宅までに1軒と(A店)、駅に近いけど自宅とはちょい方向が違う…っていう場所に1軒(B店)あります。

普通に考えたら駅までの行き帰りに寄りやすいA店を贔屓にするんでしょうけど…今のところはB 店を使うことが多いです。

理由はA店よりB店のほうが、店員さんの感じが良い。それだけなんですけど、自分にとってはでっかい理由です。B店に可愛い店員さんがいる・かっこいい店員さんがいる、というわけではなく、店員さんやお店自体の感じがなんだか良いんです。お店の規模も同じくらいだしね。

 

A店の店員さんは、大らかというかちょっと大雑把かな?と思うことが多くてw

なんか冷蔵ケースやパンの棚に置いてある商品が、いまいち美味しそうに見えない。

店員さんが綺麗にならべても、お客さんが触って乱れることもあると思います。でもねー、なんかあんまり美味しそうに見えないんですよ。

レジにお客さんが並んでない時もおしゃべりに夢中だったりね。商品をレジに持っていって「お願いします」って声をかけると、バイトさん?同士でおしゃべりしながらレジ打ち。

「先輩スタッフさんが新人さんに教えながら」とかでなく、普通に世間話ですw

ちょっとモヤっとしながら、欲しいものをちゃんと売ってもらえればいいや…と思ってたんです。

そういう「ちょっとモヤっと」が何度もあって、少しずつ足が遠のくようになりました。

特定の店員さんだけということでもなくて、自分がよく行く時間帯の店員さんがみんな、ほぼそんな感じ。

 

そんなこんなで、しばらくコンビニ自体、あまり行きたい気持ちにならず。

それまではコンビニスイーツをよく買っていたんだけどね。

なんかもう、A店の入った瞬間からちょい居心地悪くなる感じが、頭の隅っこにありまして…

 

でもね。ある日、もう1つのB店に思い切って入ってみたんです。

知人から「あのコンビニの、このデザートが美味しい、おすすめー」と教えてもらって、どうしても食べたくなってしまい。

そのコンビニは、A店のコンビニチェーンでした。

あのコンビニチェーンか…うーん、A店行くのはちょっとなんだかなー。

勤務先の近くにもファミマがあるから、そっちで買ってお昼休みに食べるかな?

いや、しかし美味しいデザートはお休みの日にゆっくり味わいたいよね!

仕方ない、A店行くか?? でもなー、A店はなんだかなあー、

と悶々としていて、そこでB店の存在を思い出したw

B店の方向にはあまり行く機会がないので、すっかり忘れていたのです。

 

B店に入ったのは、そのときが始めてだったかな。

普通に感じが良いし、棚に並んでるパンやデザートもきれいで美味しそうに見える。

レジ待ちの列に並ぶ時、間違えて違うところに並んでしまったんだけど、その指摘も丁寧で感じよくて。

自宅近くのファミマに行く時は、B店にしよう!と決めました。

それから何度か利用したけど、やっぱりB店のほうが感じいい。

 

A店には全然行かなくなったかというと、そういうことでもないです。

駅までの途中にあるのはやはり便利なのでね。

今のところ、行くのはほぼB店。A店に行くのは、B店まで行く時間が惜しいとかB店で売り切れだったスイーツを探す、とかそんな時くらいですかね。

 

同じチェーン店でもそこの店員さんによっては、ぜんぜん印象違うんだなと思いました。

集まるバイトさんが違うんだろうと思いますが、そのお店の店長さんとかの人柄なんですかね?

チェーン店でも個人店でも、やっぱ感じいいお店で買いたいもんなー。

 

先日、ちょっと時間があった時にマクドナルドに。

ドリンクとあわせてオーダーしたのは、期間限定「バタースコッチパイ」です。

 

 

「バタースコッチ」ってよく知らなかったのですが、昔々にキャンディーで食べたような?

そのときはとにかく「甘くてくどい」って印象しかなくて、好きな甘さではないなと。

なので発売されることを知った時は、そこまで食べたいとは思っていなかった。

 

とか言っていて、結局食べたんですけどね。

マクドナルド バタースコッチ

食べてみたら、美味しいじゃないかー!

キャラメルとバターの組み合わせなんて、美味しくないわけがない。

心配していた「甘くてくどい」も、そんなことなかった。自分にはちょうどよかったです。

軽い甘さではなくしっかり甘いけど、別にくどくはなかったですね。

過去に食べたバタースコッチが、特別くどかったのかな? 思い込みや先入観、良くないですね!

 

一緒にオーダーしたのはブラックコーヒーです。バターとキャラメルの甘さにマッチして、我ながらよい選択をしたな!と自画自賛。

このパイのおいしさを堪能するなら、ドリンクには甘味やミルクはないほうがいいなーと感じました。

 

あと「おやつ」にしては、結構お腹にたまりましたね。

「パイ」ってただでさえ「油たっぷり」なイメージですが、中身がバターとキャラメルの組み合わせですからね。さらに油が多くなるような。

でもお腹にたまる割に、そこまで重くはないなーって感じでした。

食べてる時に、クリームの中に何かジャリジャリしたものが入っていたのですが、公式サイトを見たらバタークッキーみたいです。これも程よいアクセントで良かった。

 

ただちょっと残念だったのは、自分が食べたパイはちょっと冷めていたみたいで。

この時期だから冷めやすいんでしょうね。

出来立てだったらもっと美味しかったろうなー、と。

 

でもその日は仕事でいろいろあって疲弊していた(特に気持ちが…)ので、パイの甘さ、おいしさにになんか救われた気持ちでした。

ごちそうさまでした!

 

「そして、バトンは渡された」

前から気になっていた作品です。

この年末年始のお休みにAmazonプライムで見ました。

 

2年ほど前になりますが、知人が「良かった」と言っていて。その方は永野茅郁さんが好きだったので、見たらしい。

でもこの時点では、あまり見る気にはならなかったのです。

その後、原作本を読む機会があり、「これ、すごくいい話じゃないか…! 映画化されてるんだよね? 見てみたいなー」と気持ちが変わりました。

結果、映画もすごく良かったです!

以下ネタバレとか含まれるのかも?なので、そういうのが嫌だなって方はご注意くださいね。

 

 

 

 

実を言うと、優子ちゃんや森宮さんは、原作を読んでイメージしていた感じとはちょっと違いました。

でもこれはこれで、いいなあ…と。

原作を読んでイメージしていた優子ちゃんは、もう少しクールというか。どこか「人生こんなものだよね」と思ってる節がある女の子。森宮さんは、もう少しエリートっぽいイメージだったのですけど。

映画は自分が思っていた原作イメージより、もう少し柔らかめの人物像ってふうでした。

なんというか、画面も何か柔らかいというか、あったかいんですよね…「あたたかい」より「あったかい」感じ。

森宮さんの「だって父親ってそういうものでしょ」という、なんかズレてるとこも楽しい。

そんな森宮さんに優子ちゃんが困ったような顔を見せたりもしますが…結局この2人、お互いを大事な家族って思ってるんですよね。

 

それと梨花さん! 下手したら「奔放で身勝手な人」とだけ見えてしまうような人物だけど、優子ちゃんへの愛情や想いは本当に本物、疑いようがない。そう思わせる石原さとみさんの演技ってすごいなー、と思いました。

「お金目当て」とわかっていて梨花さんを受け入れるだけでなく、優子ちゃんにも愛情を注げる泉ヶ原さんもすごい。

血が繋がっていてもいなくても、こんなにお互いを思いやれる。愛情を注ぐことができるんだな。

そういうのって、いいなあ…と感じました。

特にラストシーンからエンドクレジットまで、涙と鼻水が止まらなかったです。

 

「家族愛」「親子像」ってのがテーマなんだろうなと思いつつ、そういう言葉をあんまり使いたくない気持ちもあり。自分にとっては「あったかい作品」でいいかな。

 

いちおう原作本のリンクも貼っておきます。

 

 

瀬尾まいこさんの作品って、他は読んだことないのです。
でもこの映画をきっかけに読みたくなりました。