先日、旧友との会話の中から耳にしたエピソードが、余りにもくだらない話題では有ったけれども、
考えようによっては実にウィットに飛んだエピソードというか、
言葉というものの持つ柔軟性をとても感じましたので、
この場を借りて、お話させて頂こうと思います。
その旧友の古くからの友人は、兎に角何でも『英語』を用いて
お洒落でCOOLな会話をするのが好きだったようで、
まぁ、今で言う、ルー大柴さんのような感じでしょうか?
しかしながらこの友人はルー大柴さんの世界観を遥かに超えた
想像力を要する言葉で会話する事を面白く感じていらっしゃったようで。。
例えばこんなような・・・。
『今日俺この後レッド・スプリングに用事があるんだ!!』
レッド・スプリング・・・
旧友は単純にRed Springと想像し、はて、「赤い春」という場所なんて
有ったかしらと思っていたようなのですが、
実はこの方の言うレッド・スプリングはRed Spring=赤バネ・・
つまり赤羽に行くと仰りたかったようで・・・。
いや・・どうせでしたらRed Wing=赤羽の方が宜しいのでは??と
内心突っ込みたくなったようです・・。
更にこんな事も・・・。
『あのさぁ~この前グランドファーザー・エクスタシーに行ったんだけど・・。』
この内容は旧友ですら私ですら流石に相当の想像力を必要としましたが・・。
つまりこの方何が仰りたかったかと言うと・・
Grandfather ecstasy=ジジイ(爺)快感=自治会館という事で
この方自治会館に行くと仰りたかったようで・・・。
この斬新過ぎる言葉の発想は流石の私も言葉を失いましたが・・・。
でもこの方の発想は考えようによっては実にシニカルです。
高齢化社会になって余生を趣味に投じる方々が増え、趣味の集いの場としては
格好のスペースである自治会館は正に『爺快感』な場所になっていく訳ですし・・。
それにしても、ecstasyは本来恍惚という意味ですし、快感という言葉を
英語で置き換えるのならば、Pleasureの方が妥当だとは思いますが
この点がこの方の一筋縄ではいかない発想力なのかもしれません。。
しかしながら、私はこのエピソードから改めて思うのです。
西洋言語には漢字という具体的な字体が存在しない為、
想像力を必要とする言葉であるという事を!!
例えば先程のSpringをとっても、春という意味もあればバネ、飛び跳ねる
という意味も有るのですが、綴り方も発音も全く同じなのです!!
なので、このような複数の意味を持つ単語が文章中に出てきた場合、
前後の文章からどの単語表現がふさわしいかを
考え、それに合わせて意味を通じるように解読しなければならない訳です。
西洋言語にはSpringのような、綴り方も発音も同じなのに複数の意味を持つ
単語が多数存在します。
Yes,Noがハッキリしている国々の言葉とはいえ、言語表現に関しては意外にも
曖昧になっている点が多いのですが・・。
そんな曖昧な言語を、想像力を働かせて解読するという点において、
正に、演奏解釈との共通項も感じさせますね。
西洋言語の詞の歌を唄う事の多い私にとって、複数の意味有る単語を持つ
西洋語の解釈は、歌唱技術を磨くのと同等、大変な労力を要します。
なので、歌詞の意味を理解する為には、中途半端な意訳では、真の意味を理解出来ない。。
柔軟な発想で言葉を操る方のエピソードから改めて痛感させられた大西でした。
考えようによっては実にウィットに飛んだエピソードというか、
言葉というものの持つ柔軟性をとても感じましたので、
この場を借りて、お話させて頂こうと思います。
その旧友の古くからの友人は、兎に角何でも『英語』を用いて
お洒落でCOOLな会話をするのが好きだったようで、
まぁ、今で言う、ルー大柴さんのような感じでしょうか?
しかしながらこの友人はルー大柴さんの世界観を遥かに超えた
想像力を要する言葉で会話する事を面白く感じていらっしゃったようで。。
例えばこんなような・・・。
『今日俺この後レッド・スプリングに用事があるんだ!!』
レッド・スプリング・・・
旧友は単純にRed Springと想像し、はて、「赤い春」という場所なんて
有ったかしらと思っていたようなのですが、
実はこの方の言うレッド・スプリングはRed Spring=赤バネ・・
つまり赤羽に行くと仰りたかったようで・・・。
いや・・どうせでしたらRed Wing=赤羽の方が宜しいのでは??と
内心突っ込みたくなったようです・・。
更にこんな事も・・・。
『あのさぁ~この前グランドファーザー・エクスタシーに行ったんだけど・・。』
この内容は旧友ですら私ですら流石に相当の想像力を必要としましたが・・。
つまりこの方何が仰りたかったかと言うと・・
Grandfather ecstasy=ジジイ(爺)快感=自治会館という事で
この方自治会館に行くと仰りたかったようで・・・。
この斬新過ぎる言葉の発想は流石の私も言葉を失いましたが・・・。
でもこの方の発想は考えようによっては実にシニカルです。
高齢化社会になって余生を趣味に投じる方々が増え、趣味の集いの場としては
格好のスペースである自治会館は正に『爺快感』な場所になっていく訳ですし・・。
それにしても、ecstasyは本来恍惚という意味ですし、快感という言葉を
英語で置き換えるのならば、Pleasureの方が妥当だとは思いますが
この点がこの方の一筋縄ではいかない発想力なのかもしれません。。
しかしながら、私はこのエピソードから改めて思うのです。
西洋言語には漢字という具体的な字体が存在しない為、
想像力を必要とする言葉であるという事を!!
例えば先程のSpringをとっても、春という意味もあればバネ、飛び跳ねる
という意味も有るのですが、綴り方も発音も全く同じなのです!!
なので、このような複数の意味を持つ単語が文章中に出てきた場合、
前後の文章からどの単語表現がふさわしいかを
考え、それに合わせて意味を通じるように解読しなければならない訳です。
西洋言語にはSpringのような、綴り方も発音も同じなのに複数の意味を持つ
単語が多数存在します。
Yes,Noがハッキリしている国々の言葉とはいえ、言語表現に関しては意外にも
曖昧になっている点が多いのですが・・。
そんな曖昧な言語を、想像力を働かせて解読するという点において、
正に、演奏解釈との共通項も感じさせますね。
西洋言語の詞の歌を唄う事の多い私にとって、複数の意味有る単語を持つ
西洋語の解釈は、歌唱技術を磨くのと同等、大変な労力を要します。
なので、歌詞の意味を理解する為には、中途半端な意訳では、真の意味を理解出来ない。。
柔軟な発想で言葉を操る方のエピソードから改めて痛感させられた大西でした。