先月ひとつ歳をとった私。
誕生日の前日、不登校から相談室に通い出した長女ミミに
「ママはプレゼントもらうのは嬉しいけどあまり欲しい物がないんだ。
お友達とジージ、バーバ、パパ、ミミたちがいるだけでママは幸せなんだ。」
と言った。
そしたらミミが、
「こんな子でごめんね」
とボソッと言った。
私は驚いて、
「こんな子でママは嬉しいんだよ。去年保健室登校になったときは
それはびっくりしたけど、そうなったことで気が付いたこと、学んだこと
たくさんあった。何よりもミミをもっともっと知ることができた。
ミミが不安定なときによく夜中や早朝にドライブに行ったけど
見たことのない景色が見えた。そんな時間に行けたのもミミのおかげだ。
平日に一緒に出かけたり、温泉行ったり、以前のママの生活より
もっと楽しみが増えたんだよ。
ママは今のミミがいることが嬉しいんだよ。」
と言った。
ミミは安心したような顔をしていた。
こんな子でごめんね、なんて言われてびっくりした。
ミミはミミで今の状況に対して引け目を感じてるのかな。
他の子たちと同じように教室に行けないから?
送迎しないと学校に行けないから?
そんなの関係ない。
引け目なんて感じなくていい。
一度しかない人生、自分が生きたいように、生きていい。
頼ることができるなら頼ったっていい。
人は何かしら人に頼って生きているんだし。
”自分は生まれてきてよかった”
子どもがそう思うことが私の「親としての目標」なんだ。