自己犠牲って素晴らしい美徳ですよね

だけど報われないという経験がありませんか

常に自分を犠牲にして他人を優先したり
他人からお願いされたことを全く断らないで引き受けると

尊敬されるどころか
なめられるそうです


人間には「好意の返報性」という心理が働きます
親切をすると
親切を返してもらえるという心理です

自分を犠牲にしてまでも他人に尽くす人に対してはそれは働かず
この人は「giver 」召使いみたいな人とみなされ
見下され
返報してくれず
軽んじられるのです

なぜなら
自分を大事にできない人は
他人を大事にできないからです

まず
自分を優先して
自分を大事にしてから
余裕があれば他人に何かをするべきなのです

できないことは
「できない」と断っても良いのです

頼まれたことを何でも引き受けると
「giver」とされ
見下され
軽んじられます 
他人を利用する人につけこまれ

いつの間にか
周囲には「taker」という人を利用する人しかいなくなります

他人を利用する「taker」と仲良くする必要はありません
逆に運気を吸い取られます

私の父は
中学卒業後、丁稚奉公をして家族に仕送りをしまして自分の親、兄弟に尽くしました

法事の時、帰りコーヒーをみんなで飲めば父が皆のお茶代をだします

帰りの切符まで「いいからいいから」と言っていても 父が買って与えます

ある日 法事で父もみんなお店から出ていってしまいました。母が仕方なくみなのお茶代を払いましたが
誰も御礼の一つもいいませんでした
「ありがとう」
「ごちそうさま」
もいってくれないのです

父の兄弟はみな
長男夫婦がお茶をご馳走するのが
当たり前で
お礼すらいわないのです

父の弟は「人がいいだけが取り柄なんだ」と馬鹿にしていました

祖母は「私は子供全員高校を卒業させた」と自慢しました
「うちのパパは」
祖母「あの子は勉強嫌いだから働くって自分で言ったのよ」

高校にすらいけない父は子供としてすらカウントされていなかったのです
他の兄弟たちは高校卒業して優遇され
父だけ仕送り
妻子の生活費を月3万円にして
お仕えしたのですが
感謝もされず
馬鹿にされていたのです

何かした時
お礼すら言わない人と関わるなら
不幸になります

何よりもまず自分を大事にしましょう
自分を幸せにしてから自分にできる範囲で人に優しくしましょう