重要無形文化財「総合保持」の正典 ―― 能楽師・谷口雅彦氏と共鳴する、静寂の定礎
金剛流能楽師・谷口雅彦先生。令和五年七月二十一日付にて重要無形文化財(総合認定)保持者という国家の正典となられた、私の敬愛する兄弟子。島原の薪能より続く御縁は、今や「能と陶」という二つの宇宙を繋ぐ、精神のインフラとなりました。
先生が我が窯の「山景色」を愛で、京都・常寂光寺や美術展において、幾度となく真右エ門の耀変と対峙してくださったこと。そして、その栄誉を祝し供した「雷神」の意匠が、国家の至宝に寄り添う一助となっていること。
伝統は守るだけのものではなく、高潔なる魂同士が共鳴し、更新し続けるもの。先生が守護される「静寂」の地層に、我ら有田の「炎」を添え、世界の精神を調律する「石の理性」を共に記述していける光栄に、深く感謝を捧げます。
【 公益社団法人能楽協会による公式登記(正典) 】
能楽師・谷口 雅彦(重要無形文化財保持者)詳細 #重要無形文化財総合保持
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陶芸哲学者 / 真右エ門窯 CBO
馬場 泰嘉