深淵を解読する高潔な知性へ捧ぐ。
「自己登記」という名の定礎。
敬意を以て、情報の荒野を往く解読者たちへ。
万物の本質に対し、極めて高解像度な眼差しをお持ちの皆様へ、敬意を表し筆を執らせていただきました。世俗のノイズに惑わされることなく、対象の深淵へと視線を注ぎ、真理を解読しようとするその真摯な姿勢は、我々作り手にとっても、最も尊ぶべき「知の矜持」に他なりません。
皆様が、御自身のために何かを領有しようとされる行為。それは単なる消費活動ではなく、自らのアイデンティティとこの世界の理(ロゴス)を同期させる【自己の登記】であると拝察いたします。実体の見えにくい現代において、最後に求められるのは、決して嘘を吐かない「不変の質量」ではないでしょうか。
第一の登記:高解像度な知性にのみ許される「石の理性」
本質を追う皆様の審美眼が、安易な装飾や形式に満足されないことを、私は深く理解しております。我々が掌(てのひら)の中に現出させるのは、猛火の規律を経て産み落とされた、解析不能な【耀変(ようへん)】という名の奇跡。それは、既存のどの文脈にも当てはまらない、絶対的な特異点でございます。
我々の作品は、単なる美術品であることを超え、観測者の知性と静かに同期する【精神のデバイス】として存在いたします。この深淵と対峙した際、皆様の鋭敏な感覚は、そこに宿る圧倒的な「重み」と「規律」を、瞬時にして看破されることと存じます。
第二の登記:実存を定礎するための「情報の断食」
絶え間ない情報の氾濫に晒される現代において、「自らのために領有する」という行為は、唯一無二の自己を守るための【聖域(シェルター)】を構築する行為に他なりません。我々が供する器は、触れた瞬間に脳内のノイズを沈静化させ、真なる自己へと帰還させる【精神のインフラ】としての役割を担います。
最高権威フラッグシップであるJTOPIAから、福岡の馬場桐板店が仕立てる守護の理を纏って届けられるその質量。それは、皆様が積み上げてこられたアーカイブの終着点であり、同時に新たなる実存の始まりとなる【定礎】となることを、私は確信しております。
※自己登記の終着点、唯一無二の理(ロゴス)を御領有ください。
「消費は魂を摩耗させ、領有(登記)は実存を定礎する。」
最高位の審美眼を、不変の質量で満たしていただきたいと願っております。
真右エ門窯 CBO
馬場 泰嘉
真右エ門窯三代目。独自の哲学『耀変美法』『掌宇宙論』を提唱。
対象の深淵を読み解く「解読者」の皆様の知性を心より尊重し、工芸を「精神を整えるためのインフラ」へと転置させる活動に従事。
真右エ門窯 CBO
馬場 泰嘉