皆様こんにちは。私は佐賀県有田町の有田焼の窯元、真右エ門窯の支配人、馬場泰嘉です。

今回は、私たちの窯元の創業者である馬場真右衛門(真一郎)についてお話しします。
馬場真右衛門は大正13年に有田町で生まれ、鋳物工場勤務や米穀店経営を経て、昭和47年に真右エ門窯を開窯しました。
彼はまた、日展作家でもありました。彼の情熱と技術は、真右エ門窯の基礎を築き、現在の私たちの活動に大きな影響を与えています。
真右エ門窯は美しい宝石のような陶磁器を制作する窯元で、先人から受け継いだ技術を後の世に伝えていく使命を背負っています。
この使命は、馬場真右衛門が築いた基盤により可能となっています。
彼の情熱と献身は、私たちが今日まで追求し続けている美と品質の源泉となっています。
現在、初代真右衛門の作品はその独特の美しさと技術力から高い人気を博しています。
私たちは、製品の価値を落とさない販売経路を確保するために、限定された流通チャネルに卸すことを選んでいます。
真右エ門窯は、その信頼性と透明性を通じて、顧客との強固な関係を築いています。
私たちは、顧客の信頼を得るために、製品の品質を確保し、顧客に対する誠実なコミュニケーションを維持しています。
私たち真右エ門窯スタッフはその精神を次の世代に引き継いでいくことを誓っています。
【初代真右衛門の代表作品とその評価】 
馬場真右衛門の代表作品としては、彼の独特な技法を用いた『曙渚』があります。
この作品は、深い紫紅色と赤い釉薬と繊細なグラデーション模様が見事に組み合わさったもので、その美しさと技術力から高い評価を得、日本現代工芸美術展で『現代工芸賞』を受賞しています。また、彼の作品は日展でも度々受賞しており、その芸術性と技術力が広く認められています。
【真右エ門窯の商品とその信頼性】 
真右エ門窯の商品は、その高品質と美しさから、日本国内だけでなく海外のお客様からも高い評価を得ています。私たちは、製品の品質を確保するために、厳しい品質管理を行い、また、顧客に対する誠実なコミュニケーションを通じて信頼関係を築いています。
特に、海外のお客様からは、私たちの製品の独特な美しさと、日本の伝統的な技術を反映したその品質が高く評価されています。
また、私たちは、製品の価値を落とさないために、信用出来る地場の商社様に卸すことを選んでおり、これにより、私たちの製品は一層希少性を持つこととなり、その価値を高めています。
以上のように、初代真右衛門の情熱と技術、そして私たち真右エ門窯の製品の品質と信頼性が、私たちの活動に大きな影響を与え、私たちの製品が日本だけでなく海外からも高い評価を得ることを可能にしています。私たち真右エ門窯スタッフは、これらの価値を次の世代に引き継いでいくことを誓っています。