「五郎さん、ついに海外へ!」
映画版『孤独のグルメ』は、舞台をパリと韓国に広げた贅沢な食旅ムービー。

 

異国の街で何を食べる?どこを歩く?スクリーンの向こうで繰り広げられる、五郎さんならではの食べ歩きと心の声。

 

この記事では映画のロケ地をチェックしつつ、実際に行ってみたくなるポイントも紹介します!

 

 

 

 

パリで五郎さんが歩いた街と食べたもの

 

輸入雑貨商をしている井之頭五郎は、昔の恋人・小雪の娘・松尾千秋から頼まれて、依頼された絵を届けに、フランス・パリへ。

機内食を食べ損ねた五郎は空腹のまま、パリへ降り立ちます。

 

街をさまよいながら自分のお腹と何が食べたいか相談しながら辿り着いたお店

そこはモンマルトルにある「Le Bouclard」というレストラン。

 

 

パリ19区、クリッシー広場から歩いて5分くらいのところにあります。五郎さんが食べた「オニオングラタンスープ」も「Beef Bourgugnon」も実際のメニューにあります。

 

あんなにお腹空かせてるのに、なんでもいいってわけじゃないところがさすが「孤独のグルメ」で笑えた。見ていてこっちまでお腹が空いてきて、もぐもぐ視聴必須!

 

お腹を満たして満足したところで、千秋とその祖父・松尾一郎に会います。

ここで何とも曖昧なご依頼を受けることに。

 

一郎は、「幼い頃、母(小雪)からよく出してもらった“あのスープ”(劇中では“いっちゃん汁”と呼ばれるような名前)が忘れられない。

 

そのスープをもう一度飲みたい」と語り、五郎にそのレシピと材料を探して欲しいと依頼します。

 

五郎は断りきれずその依頼を引き受け、手がかりを頼りに、食材やレシピを探す旅に出ます。

 

いや、断れよ、と思いましたがその”いっちゃん汁”が一体どんなものなのか、幻の汁の正体を知りたくなったのでしょうかね。にしても、幻すぎる。いったいどんな味なんでしょうね。

 

パリから五島へ

 

まず、依頼人松尾一郎のふるさと長崎県の「五島」へ向かいます。そこで”いっちゃん汁”について聞き込みをしますが何も情報が得られません。

 

それもそのはず”いっちゃん汁”が松尾家だけの呼び方だったから。

探す途中で立ち寄ったお店で「ちゃんぽん」を食べる五郎。

 

五島と言えば実は身内が住んでおりまして、そこから届く「五島うどん」がめちゃ好きなんです。映画では長崎ならではの「ちゃんぽん」を食べているけど、五島にいるのなら五島うどんでしょて思った。

 

コシがある細麺でつるりとしたのど越しが特徴!

うどん好きさんで五島うどんを知らないというあなた、ぜひチェックしてみてください! 間違いないです。

 

 

 

 

そこで、汁について聞き込みをして「エソの煮干し」なるものの存在を知ります。福江島で手に入るということで、島に渡ろうとしますがフェリーはもう出たあと。どうしても島に渡りたい五郎はサップボードを拝借します。

 

いや、無謀にもほどがある。よい子の皆さんはマネしちゃだめですよ🔥

途中、嵐にあって流れ着いた先はなんと韓国のナンプンド!!!

 

そして韓国に流れ着く

 

南風島(ナンプンド)に流れ着いた、という設定になっていますが実際のロケ地は三浦半島・房総半島・伊豆・山梨などの何か所かで撮影された模様。

 

食品を研究している島という設定なので、農地のシーンがありますが、実際に劇中に登場するダニエルさん(マイケル・キダ―――俳優でモデル、タレント)の個人所有の農園だそうです。

 

食べるシーンは実際に韓国で撮影されています。孤独のグルメのポスターが貼ってありますね!こちらの「ジニの食堂」は松重さんが自ら見つけたお店だそうで、店員さんもこのオーナーの娘さん。

 

 

 

様々なヒントから”いっちゃん汁”の食材と思われる素材を集めました。そして自分でスープを作ってみることに。

 

スープの正体

 

寸胴鍋を買いに行った先が韓国の食品研究所で働く日本人志穂(内田有紀)の別れた夫がやっているラーメン屋「さんせりて」が近くにあることに気づき、訪れます。

ロケ地になったのは「東銀座のたらちゃん」

 

 

「チャーハンしかないよ」と投げやりな店主(オダギリジョー)に常連客の中川(磯村勇斗)がラーメンを復活させてほしい、と頼んでいるところを目撃、あとを追いかけてどんなラーメンだったかを聞く五郎。

 

「優しい味だけどいろいろなうまみが混ざり合っているスープでめちゃくちゃ美味しい」と聞いた五郎は”いっちゃん汁”を店主に作ってもらえないだろうかと中川に相談します。

 

ラーメンを復活させてほしい中川は協力することに。

寸胴鍋と材料をもって「さんせりて」を訪ねます。

 

いや、断れよ、と思いました(2回目)ここは脚本的にかなり無理がある部分だなと。中川さんを間に挟んだとしても、五郎さんが幻のスープを作ってくれ、と頼めるような関係性では無さすぎで店主も「なんで俺が」と言いますが、正しい反応でホッとしたー。

 

いったん断った店主ですが、目の前に出された材料を見て心を動かされます。スープを作っていく中で、店主の心も癒されて再びラーメン作りに取り組むことになりました。

 

結末

 

数々の旅を経て、五郎はついに“一郎が子どもの頃に飲んだスープ”の正体にたどり着きます。


それは特別な高級料理ではなく、家族の食卓で出ていた素朴な味のスープでした。

五郎はスープを再現し、材料をパリの一郎に届けます。

 

材料も作り方もシンプルなのに、一口飲むと胸が熱くなる――

はずだったのに一郎から出た言葉は「違うな・・・うますぎる」五郎も千秋もびっくり!

 

そして「材料は間違いない、お前ならもっと下手に作れるだろう?」と千秋に言います。あ、美味しすぎたのね(笑)

 

ラストの一郎の言葉にガクッとなりました。この映画の趣旨は一体何だったんだろう? 思い出のスープを飲んだ一郎が「これだ!この味だ・・・」と涙を浮かべ、一同満足して終わる。

 

それはちょっとベタすぎるかな。千秋が下手に作って素人っポイ味にしてくれたスープを飲みまでは死ねない、と言っていますので、老人の生きがいを見出した、というのが裏テーマだったりして。

 

まとめ

 

映画版『孤独のグルメ』のパリ、韓国、国内のロケ地とあらすじ、感想をまとめました。

 

ラストの「孤独のグルメ」番組の撮影シーン、面白かったです。五郎役の善福寺六郎というキャラクターを演じる遠藤憲一さん。

 

もしかしてスピンオフで「善福寺六郎の孤独のグルメ」ってシリーズが出来たりして(笑)