大自然の脅威だけでも十分すぎるほど過酷なのに、もしそこに“人間の悪意”が加わったら——その絶望はどこまで深くなるのか。

 

本作は、愛する人を失った過去を背負いながら極限の地に足を踏み入れた女性が、思いもよらぬ狂気に巻き込まれていくサバイバルスリラー。


主演のシャーリーズ・セロンが見せる圧倒的な身体能力とリアリティ、そしてベンを演じるタロン・エジャトンの不気味すぎる怪演が怖い!!!

 

逃げ場のないジャングル、届かないGPS、そして始まる“人間狩り”。息をつく暇もない緊張感の連続と、最後まで気を抜けない展開。
久しぶりに「ちゃんと怖い」と思えるサバイバルスリラーに出会いました。

 

Netflixで配信中の『エイペックス・プレデター』のあらすじと考察をまとめました。

 

 キャスト

 

  • サーシャ(シャーリーズ・セロン)
    探検家―――夫のトミーとともにノルウェーの「トロールの壁」に挑戦する。クライミング以外にも激流でのカヤックの操縦、器具無しのフリークライミングも行えるなど身体能力は抜群。
     

  • ベン(タロン・エジャトン)
    “狩り”という行為に独自の価値観を持つサイコパス。
    タロン・エジャトンの直近の出演作は「セキュリティ・チェック」
     

  • トミー(エリック・バナ)
    サーシャのパートナー。「トロールの壁」での落石により意識を失い、そのまま滑落してしまう。

 

 

 

 あらすじ

 

ノルウェーの山中でロッククライミングに挑戦していたサーシャとトミー夫婦。悪天候でのクライミングにより、トミーは命を落とす。

 

トミーの静止を振り切り、登攀(とうはん)を強行したことを深く後悔するサーシャ。


その事故から5カ月後、GPSも届かないオーストラリアの極地へと訪れる。サーシャは、地元民と思われる男・ベンから、おすすめのルートを聞きカヤックでの渓流下りに挑戦。

 

そのまま人のいるはずもないジャングルの奥地で一泊する。サーシャが目を覚ますと、動物に荒らされないように高い場所に掛けていた荷物が盗まれていることに気づく。

 

周囲を捜索すると、なぜか近くにはベンの野営地が。不可解な言動が多いベンを不審に思い、離れようとしたサーシャだが、突然ベンはボウガンを構え、一方的に“狩り”の開始を宣言する。

 

 

 感想と考察

 

シャーリーズ・セロンのバケモノ級の身体能力の高さを見せつけられました。現在50歳だって!? 

 

オールド・ガードでのアクションもすごかったですが、今回のロッククライミングのシーンは観ているこちら自然に前のめりになって指先に力が入りまくりでした。

 

シャーリーズ・セロンはほぼすべてのスタントを自分でこなしたということだそうで、だからめちゃくちゃリアルだったのですね。

 

激流でカヤックで下るシーンや流されていくシーンは本当に流されていた!?また、断崖絶壁をよじ登るシーンも然り。

 

 

テンポが速くて、一息つく暇もないほど緊張感が途切れませんでした。いや、強い。本当に強い🔥

 

ラスト、ベンからやっと解放されて単独で登るシーン、最後にやっと登り切って大岩の上に仰向けになりますが「もっと奥の方で寝っ転がってーーー!!!」とヒヤヒヤしました。 

 

 

死んだはずのベンが登ってきて足を引っ張るんじゃないかと恐ろしかった~~そんな訳ないけど( ̄▽ ̄;)

 

で、そのベン(タロン・エジャトン)ですが、なんて役柄をやっているんだ!?と怪演ぶりに鳥肌が立ちました。これまで、いい人役しか見たことがなかったし、最初の登場シーンは何の違和感もありませんでした。

 

なのになのに・・・歯まで尖らせちゃってびっくり。

 

 

ストーリーはテンポもよくて澱むことなく進みました。文句があるとすれば、冒頭で登場したトミー役のエリック・バナが好きなんだけど、すぐに退場となってがっかりしたぐらいです。

 

あとは、ベンについて、なにが目的かなぜあんな風になあったのかはさらっと流していたので、あそこまでの猟奇的な殺人犯に仕上がるまでの経緯はもうちょっと深く描いて欲しかったかも。

 

秘密の洞窟に連れていかれた時は、それまでの展開とは違う流れになったのでちょっとかっがりしました。結局こうなるのかと。

 

でも、サーシャとの絡みのシーンは既視感がなく新鮮でした。格闘シーンやつながれたまま激流に流されるなどです。

 

結末でがっかりさせられることなく見れて久しぶりに面白い映画に出会えました。おススメです✨