NHKの2026年後期の朝ドラ「ブラッサム」は
山口県岩国市出身の作家「宇野千代」がモデルのフィクションです。
ヒロインの葉野珠(はの たま)を演じるのは石橋静香さんです。
宇野千代と言えばこちらの画像で知られている事の方が多いでしょう。
なので、石橋静香さんでは印象がちょっと違うのかな、と思っていましたが
若い頃の写真を見たら、なるほど!と思いました。
顎の感じとかが似てるかも。
制作統括の村山氏によると
ささやかな日常の描写を大切にしたうえで
主人公の珠は、故郷である山口を追われるようにして上京し、作家を志します。しかし震災、戦争、結婚に離婚、さらに倒産、借金と、さまざまな困難にぶつかります。
そんななかでも、幸せのかけらを見つけ出し、小説にしのばせていく。それが読む人を魅了し、ファンを獲得していきます。
と、自分で決めた道を1日1日、自分で前に進んでいく姿をドラマで表現したい、ということです。
宇野千代と言えば一番先に思い浮かぶのは「不倫」なのですが、大丈夫かな?と地元民の間ではちょっと心配になっています。
代表作「おはん」に始まり、「色ざんげ」など数々の傑作を生みだした作家ですが、実生活では決して褒められたような生き方をした訳ではありません。
宇野千代プロフィール
明治30(1897)年山口県岩国生まれ。大正3(1921)年に岩国高等女学校を卒業後、学校の教員やホテルの給仕などをしながら小説を書き始め、大正10年に「脂粉の顔」が「時事新報」の懸賞小説で1等に当選し、作家活動に入る。
代表作に「色ざんげ」「おはん」など。
1996年に急性肺炎により98歳で生涯を閉じる。
幼少期は色黒で周りから「嫁の貰い手はいないだろう」と言われ続けて育ったせいか、内向的になる。
女としての価値がないと思い、コンプレックスを抱き続けた。
17歳の時に化粧に目覚め、自分が可愛く見えることに衝撃を受け、人生の転換期を迎える。
「世界は見ようによって変わる」
そこから「モガ(モダンガール)」と呼ばれるまでに開花!
14歳で嫁ぐも旦那の高校生の弟に恋をしてしまい、10日で結婚は破綻。
その弟と同棲を始めます。高校生だった弟も成長して就職し、正式に結婚。北海道に移り住みます。
文学少女だった千代は雑誌社のコンクールに応募して1位受賞。 原稿料を取りに行った東京で「人生劇場」で知られる作家・尾崎士郎と恋に落ち、北海道には帰らず、重婚的な暮らしを始めます。
その後も、結婚離婚を繰り返し本能の赴くままに生きる千代。
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私の一生はね
虫やカラスと一緒なの。
理屈がないの。
虫はね、
自分の生きたい方へ地を這っていくし
カラスは飛びたい時に空を飛ぶ
私も同じ
自分の好きなときに地を這い
好きなときに空を飛ぶ
たとえ人から何を言われようともね。
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めちゃ強メンタルですね。
その後も画家の東郷青児と恋に落ち、その経験は「色ざんげ」として昇華させています。
波乱万丈の生き方は眉を顰めるようでもありますが
自由奔放な生きざまは羨ましく魅力的にも思えてきます。
徹子の部屋に出演した時は
黒柳徹子から
「あなたはまるでお昼寝でもするかのように誰とでも寝るのね」と大笑いされたとか。
短いですが宇野千代の肉声が記録されています。
「無邪気」を貫いた女性、宇野千代をどう演じて見せてくれるのかが楽しみでもあります。
ちなみに宇野千代の生家は岩国市、錦帯橋の近くの閑静な住宅街の中にあります。
車の離合もぎりぎりな感じの狭い住宅地です。
朝ドラが始めるということで、錦帯橋観光も兼ねて多くの観光客が来ることが予想され、現在駐車場を広げる工事をしているのだとか。
ですが、錦帯橋経周辺に駐車して歩くにはちょっと距離があるかな。都会の人は歩くくらいなんともないか(;'∀')
地元民としては静観するのみです。




