Netflixで公開された映画『木曜殺人クラブ』は高級老人施設に暮らすシニア探偵たちが繰り広げるユーモアとスリル満載のミステリー作品です。
本記事では、映画版のキャスト紹介やあらすじ・感想を詳しくまとめるとともに、原作小説の読む順番や実際の興行収入や評価も解説します。
これから映画を観る人も、原作を読みたい人も、両方楽しむための完全ガイドです。
キャスト
『木曜殺人クラブ』のメインキャスト4名について、現在の年齢と主な代表作をまとめました。
メインキャストの年齢と代表作
📍 ヘレン・ミレン(Helen Mirren)
現在80歳(1945年7月26日生まれ)
代表作
映画『The Queen』(2006年)— 英国女王役でアカデミー主演女優賞を受賞
テレビシリーズ『Prime Suspect』(1991–2006年)ジェーン・テニソン刑事シリーズ
映画『Gosford Park』(2001年)
📍 ピアース・ブロスナン(Pierce Brosnan)
現在72歳
代表作
『007/ゴールデンアイ』(GoldenEye など)、ジェームズ・ボンド役
『マンマ・ミーア!』シリーズ(Mamma Mia! 2008年、『Mamma Mia! Here We Go Again』2018年)
『The Ghost Writer』(2010年)、『Black Bag』(2025年)
📍 ベン・キングズレー(Sir Ben Kingsley)
81歳
代表作
『ガンジー』(Gandhi 1982年)— アカデミー主演男優賞を受賞
『シンドラーのリスト』出演(BAFTA受賞)
📍セリア・イムリー(Celia Imrie)
現在73歳(1952年7月15日生まれ)
代表作
『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズ(Bridget Jones’s Diary 他)
『カレンダー・ガールズ』(Calendar Girls 2003年)
『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』(The Best Exotic Marigold Hotel 他)
あらすじ
イギリスの高級高齢者施設「クーパーズ・チェイス」を舞台に、毎週木曜日に集まる「木曜殺人クラブ」のメンバーたちが、未解決事件の謎解きを趣味とするコメディ・ミステリー。
メンバーは、元諜報員の切れ者エリザベス(ヘレン・ミレン)、熱血漢の元労働組合リーダー・ロン(ピアース・ブロスナン)、温厚な元精神科医イブラヒム(ベン・キングズレー)、そして新参者の元看護師ジョイス(セリア・イムリー)の4人。
ある日、施設の共同経営者で建設業者のトニーが何者かに殺害される本物の殺人事件が発生。趣味の推理が現実の事件に発展し、クラブの面々は地元警察の刑事ドナや巡査から情報を引き出しながら、巧みな話術と長年の経験を活かして真相究明に挑む。
施設の存続をめぐる陰謀や、メンバーたちの過去が絡み合い、ユーモアとスリルあふれる展開が繰り広げられる。
監督はクリス・コロンバス、主演の豪華キャストが織りなすシニア探偵たちの活躍が魅力の作品で、原作小説のベストセラー要素を活かした軽快なエンターテイメント。
原作と順番・評価
小説『木曜殺人クラブ』(原題:The Thursday Murder Club)シリーズについて、現時点(2025年9月)での最新情報を以下にまとめます。
リチャード・オスマンによる『木曜殺人クラブ』シリーズは、現在 5作 が登場しています。
- The Thursday Murder Club(2020年刊)
- The Man Who Died Twice(2021年刊)
- The Bullet That Missed(2022年刊)
- The Last Devil to Die(2023年刊)
- The Impossible Fortune(2025年9月30日刊予定)
シリーズ全体としては、2025年秋に第5作が発売予定で、それにより「全5冊」構成となる見込みです。映画『木曜殺人クラブ』は、小説シリーズの 第1作目 にあたる The Thursday Murder Club の映画化です。Netflixで配信中(2025年8月28日より)
ということは、本作の興行収入がよかったら、2作目、3作目のシリーズ化される可能性がありますね。
『木曜殺人クラブ』はイギリスで 2025年8月22日から限定的な劇場公開が行われ、その後Netflixで8月28日にストリーミング配信が開始されました。
Screen Daily(映画雑誌)によると、イギリスにおける限定公開の公開週末興行収入は、 約50館での上映でおよそ6億5千万円程度 との推測されてます。正式な数値ではないので何とも言えませんが、公開されてからまだ1か月も経っていないので、今後が楽しみです。
感想とまとめ
ヘレン・ミレン、ピアーズ・ブロスナンと言えばMI6の暗殺者やモサド、イギリス諜報部MI6のエージェントなどなど、多くのスパイ活動を若いころからやってきました。
なので、「昔取った杵柄」で歳を取っても推理力は衰えることなく、超得意分野を生かして老後を楽しんでしますね。
ベン・キングズレーも同様で、情報関連はお手の物。
こんな老人がいる高齢者施設ってワクワクします。
毎週木曜日になると、元暗殺者、元MI6のエージェント、元精神科医、元看護士といたキャラクターが集まって、紅茶片手に「未解決事件」を語り合う。何なら現場にも出る!
しかもヘレン・ミレンの旦那役はピアーズ・ブロスナンの「007/トゥモロー・ネバー・ダイ」の悪党役で印象を強く残したジョナサン・プライス!
ヘレン・ミレン演じる主人公エリザベスが変装して、出掛けるシーンではジョナサン・プライスが「クイーンみたい」と褒めるんだけど、そりゃそうです。この時のヘレン・ミレンは映画『The Queen』の彼女そのものでしたもの。
さらに「モブランド」のリッチー・スティーブンソン(ブロスナンたちと対立してた人物)役のジェフ・ベルまで出ている!
こんな施設なら、いつまでも生き生きとした時間を過ごせそう。
退屈な暮らしや長い一日、することもなくぼーっと過ごす日々——そんな静かで単調な老後とはかけ離れ、ワクワクドキドキする時間を過ごす老人たちの様子は、無気力な若者たちと比べても生き生きとしていて、人生を楽しんでる!
💡原作本