ピエロの赤い鼻 | 劇場で観た映画の感想

ピエロの赤い鼻

学校教師の父親は休みになるとピエロに扮して人々を楽しませていた。
その様子は息子には屈辱的なことだった。
凄く恥ずかしかったのだ。
しかし父親がピエロに扮して人々を笑わせるのは理由があった。
息子はその理由を父親と共にナチス時代の戦時中を生きた同僚から
聞く。
それはとても人間味溢れる話だった。
そこでピエロに扮する理由もわかったのだ。

不必要なフランス映画らしい理屈もなくストレートに表現している。
芸術性と大衆性を兼ね備えた文句なしの傑作